Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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319. ギュルツニッヒ・ベネディッティ、シュテフェンス

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12.12.2017 Dienstag 20:00 Uhr

7時の恒例の解説にミヒャエル・シュトルックが出て来た。WDRで何時も現代音楽解説してるし、ヘンネッフに住んでいるらしく一緒に電車で帰ってきた事もある。先週はSWRのFMのロシア音楽のアナウンス1週間してた。いろんな放送局を回っているらしい。それに今から10年前ベルリンフィルでクラリネット吹いてたのモーゼル出身でバイエルン放送響にもいた指揮者も一緒で、いろんな問題点は一昨日と昨日の解説で話したらしい。

まずはブラームスの3番の解説から映画音楽で有名な3楽章を聴く。演奏はアーベントロートとライプチヒ放送響だそうだ。何でアーベントロートかと言うとケルンでもその昔良く振りに来てたらしい。その次にジャズの編曲、これは指揮者が好きだからという理由。次に第二楽章の副次テーマ。4楽章で重要な活躍をするからで、指揮者は「心臓の鼓動」と感じるらしい。

それで「作曲する意味は構成すること」と定義する。当時のブルックナーとの対話でいろいろ作曲に注文つけられたブラームスが好きなように書きたいんだと突っぱねたセリフは、最近でもラッヘンマンに追及されたヘンツェの返答と全く同じだ。好きなように書いてなぜ悪い?と抗議!ブルックナーの最終楽章の壮大なコラールはブラームスでは微弱で弱いものとなってしまうカトリックとプロテスタントの違い。劇性が弱い強弱の変化の少ないブラームスが好きだと語る。

次は指揮者論。ハンス・リヒターやヘルマン・レヴィなどの初演者やブラームスの取り巻きが出てくる。ジュリーニは教会の礼拝の司祭みたいだと言う。

次のイタリアの12音主義者ダラピッコラ。なぜ選んだか?何時ものように問われる。ミヒャエル・ギーレンの言葉を引用。「耳直し」ではなく「耳の掃除」と言う。

ここで指揮者が退場して、シュトルックの補充解説になる。この変奏曲は普通で言う旋律のテーマがない。これは最初バッハの音楽帳のようにピアノ・チクルスで作曲され、後で管弦楽曲に編曲された。その元のピアノ曲と当時の標題をすべて消し去ったオーケストレーションされた版を特に対位法に注意して比較して聴く。

本番のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は12、10、8、6、4.ティンパニはほとんど木のような固いもので叩いている。ホルントランペットは自然、弦はヴィブラート無し。ソリストの楽器はこの前のイタリア人のようなストラジバリのような最高級の音ではないと思う。管楽器と弦楽器のバランスが良い。カデンツァはティンパニ付きの版。23分55秒。管と弦が押さえないがかなりの音量が出てもヴァイオリンは掻き消されない、ピチカートも大きく良いバランスを保っている。9分14秒。しかしソリストは不鳴り臭い音と高音弦と低音弦の交換の時の雑音の処理に甘い。8分43秒。アンコールにイギリス民謡の何かと言うが後ろの客席向けて話してたので聴き取れない。

変奏曲は打楽器5、2管だがチューバあり14、12,10、8、6。12音でもオスティナートも入っている。シェーンベルクやウェーベルンとは違った12音音楽はスイスのフランク・マルタンのように明るくて聴きやすいが、あくまでもモデルはシェーンベルクの作品31の方であろう。15分。

ブラームスの作品90は最初から全管弦楽に鳴らせっ放し。地味で劇的効果の薄いブラームスが好きだなんてどこ吹く風。普通のテンポで繰り返しあり。13分38秒。コンバスはピアノ曲のように記譜よりも良くオクターヴ下を弾くらしい。9分15秒。第三楽章はウィーンフィルのようにチェロが1本の音楽とは行かないようだ。結局はフィナーレも暴れまくってちっとも中庸な曲ではなかった。9分14秒。すぐに出て行って電車に飛び込む!

Kölner Philharmonie

Nicola Benedetti Violine

Gürzenich-Orchester Köln
Karl-Heinz Steffens Dirigent

Ludwig van Beethoven
Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 61 (1806)

Pause

Luigi Dallapiccola
Variazioni (1954)
für Orchester

Johannes Brahms
Sinfonie Nr. 3 F-Dur op. 90 (1883)

Pause gegen 20:50 | Ende gegen 22:15
19:00 Uhr, Empore : Einführung in das Konzert
Eintritt nur mit gültiger Konzertkarte


Website des Veranstalters:
Gürzenich-Orchester Köln

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2017年12月14日

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