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ルネッサンス時代のオリジナルの文献についての研究成果を纏めた動画がありました。これはすごい。
Tuning and Temperaments in the Renaissance - PART II
https://www.youtube.com/watch?v=nLa7GOKGMaQ
Part I は音律についての基礎知識に関する説明です。
アメリカ人は分数を好み、小数点表示を嫌うということも背景として知っておいた方が良いでしょう。
アーロンの音律は、"as much as possible" をどのように解釈するかによって、かなり趣の異なるものになるということが解ります。
結論は、現在の1/4コンマミーントーンと呼ばれているものとはっきり「同じ」と言える音律は、 プレトリウスの第3メソッドだったという話でした。これは音律に関する多くの記述を書きなおすべき話のように見えます。
もう1つの衝撃は、平島達司著の「オルガンの歴史とその原理」に掲載されている「プレトリウスの音律」に相当する音律が、この動画には出てこないという事です。第1とも第2とも異なるのです。どこで間違えたんでしょうね? それとも、プレトリウスが書いた別の文献があるのでしょうか。確認が必要のようです。
ただまぁ、私が目指す所と、この研究をしている人たちが目指す所は少し違っていということにも注意が必要です。この研究をしている人たちは、あくまで正しく昔の音楽を再現することに重点を置いているように見えます。私の場合は、未来の音楽の有り方を考える上で、過去の音楽についてももっと知っておこう、という立場です。
なので、私は例えば音程のセント表記を否定しません。将来、音程のセント表記が廃れるとは考えにくいからです。一方、正しく昔の音楽を再現することに重点を置く場合、昔はセント表記も小数点表記も無かった訳ですから、現代的なセント表記そのものを排除するという姿勢にも一定の理があることになります。
2セントのスキスマの話も、本音でいうとどうでもいい。実際の楽器に調律を施す場合、なんだかんだで簡単に2セント程度の誤差は生じてしまうからです。作曲家の創作活動に影響を及ぼす話なのかどうか、が私には重要なのです。
古楽 ピアノ