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20世紀後半の巨匠の時代、カラヤンとバーンスタインの新譜発売に胸躍らせていた青年期。大阪万博での衝撃のコンサート体験が原点です。ベルリンでアバド、ロンドンでラトル、アムステルダムでハイティンク、パリでブレーズ、そしてボストンで小沢と本場のライブもいくつか聴いてきましたが、残念ながらフルトヴェングラーやトスカニーニは既に故人で、１９世紀の香りを生で聞けたのはコンヴィチュニーだけです。もっぱらディスクでコレクションを続けているOYAJIコレクターの最近のこだわりはシューリヒトとライナー。ネット時代になって一気に充実してきました。同年代の方々ばかりでなく、1950年代＝ステレオ初期のレコーディングに興味をお持ちの方々に、アナログからデジタルへの大きな時代の変化の一端を、クラシック音楽鑑賞の立場で語り合う場を設けたいと思います。