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初めにサキソホーン四重奏曲の演奏があった。団員であろうがクラシック音楽にはサキソホーンのパートがないので別枠で出場させるしかなくこういう形になった。最近は現代音楽に関心がある団体が多いがこの日はポピュラー調の選曲であった。大きな音ではあるが他に伴奏はないのでこれはこれで独立したプログラムである。後でアンコールはなかったがこれがアンコールの代わりになるであろう。
このオーケストラもロシア物を中心とした東欧系のレパートリーを中心に専門にしているようである。指揮者が同じなので同じ意向で最近作られたらしい。他のアマオケにはない珍しい曲が曲になるのが頼もしい。序曲1812年は編成が大きくても他のアマオケでもよくやるレパートリーらしい。半ばポピュラー化している。音は先のポへミアン・フィルハーモニックよりも合ってる。クレッシェンドも上手く行っているしすべるような音階もかなり聴き取れる。ホルンも前回のオケと同じように大きく出るが、アインザッツは完全に同時には出ないのが難点になる。指摘は前のオケと多く重なるのでこれはこの山上と言う指揮者の利点であると同時に問題点でもある。弦の走狗も上手く行った方であるが、リズムが少し甘くトゥッティがかなり乱れる。大砲は正面で大太鼓で代用して分離が上手く行ってる。15分32秒。
ヤナーチェクのシンフォニエッタも9本のトランペットを使う大きな編成の音楽である。リズム的に皆完全に合わせるのはここでもちょっと難があるらしい。ヤナーチェクはとにかく繰り返しが多いので内容が不足し理解は早いが聴きこむとカール・オルフのようにとにかく飽きる。後世のフィリップ・グラス風のハーモニーの動き。。やはりここでもリズムの合わなさが気になる。全音風音階と半音階風音階の同時組み合わせ。しかしこの音楽は同じ楽句の繰り返しが特に多い。最後にはようやくリズムのトウッティが合ってきた。25分10秒。
ハチャトウリアンの2番は有名な割にはあんまり演奏されない。剣の舞のバレエ音楽のようなポップ調とは違ってとても深刻な真面目な音楽であるが、同じ鐘を使うショスタコーヴィッチの11番と比較されるのは当然のことである。あの曲はテーマが革命家の素材から成り立っているがここではそれがない。少なくとも耳では感知できない。木管が入ってからも弦のバランスが弱い。スネアが締め切っているのでとても全体の音楽も締まってくる。ファゴットの音もドイツのBクラスのオケよりも音階の斑がない良い奏者を揃えている。トランペットととホルンのリズムのずれを正すことは難しいが、木管とピチカートはぴったりと合っている。
スケルツォはハープとその他の楽器の同時演奏がバランス良く合っている。この曲の構成はシューマンの交響曲のようにトゥッティが多すぎて曲全体がほぼ厚いままである。クラリネットのミスが多いが前回もありこれも指揮者の癖か?ブルー・ノート風のアコード。チェロのモノローグはショスタコーヴィッチのものとはずいぶん違う。しかしこのオケも前回の杉並オケのメンバーと同じずいぶん若いので柔軟性がある。
アダージョは葬送行進曲風。標題はないので政治的に盛り上がらない。旋律が何時ものバレエ・ウンターハルトウンクとは全く違う。ホルンのアコードを足した旋律はあまり面白くない。それが弦に移る。しかし後でホルンにユニゾンで移る。弦バスのピチカートとバスクラの旋律がシンクロン。更に木管に移る。鉢を挙げるマーラー・ホルン。ハープが芸大から派遣されたのか良く鳴っている。
フィナーレの金管はよく訓練されている。ヴァイオリンの高ポジションも良く鳴りまくり弦のトレーニングも上手く行ってる。53分03秒でアンコールは無し。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲