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カール・フリューリングという作曲家をご存じですか?
私も知ったのは割と最近。何の知識もない状態で、フリューリング作曲の「三重奏曲 op.40」の演奏動画を偶然見つけ、冒頭の旋律から惹きつけられていい曲だなと思って聴きつづけました。少し調べてみると、一時期は埋もれつつあり、近年再認識されたロマン主義の名曲でることがわかりました。さらに作曲家の背景から「今この曲を演奏したい。」という思いがつのり、10月28日のコンサートで取り上げることになりました。原曲は、クラリネット、チェロ、ピアノ、の三重奏曲。今回は音楽家夫婦+oneのコンサートシリーズ Concert Rivière d’Or での演奏、チェロパートを、夫の金川マコトがトロンボーンに置き換えて演奏します。更にレアな機会です。
カール・フリューリング(Carl Frühling, 1868年 - 1937年)
オーストリア=ハンガリー帝国のレンベルク(現在のウクライナのリヴィウ)で生まれ、ウィーンで学び活動した作曲家・ピアニストです。室内楽奏者や音楽教師として活動し、作曲活動もしましたが、ウィーンにて貧困のうちに亡くなりました。
作曲した作品の多くは紛失したか、もしくは未だに再評価されてはいないと思われます。
イギリス生まれのチェリスト、スティーヴン・イッサーリスが三重奏曲 op.40と出会い魅了され、フリューリングの作品を擁護その再発掘と上演に尽力しているそうです。イッサーリスのサイトに投稿された記事によると、2010年代に入ってからの出来事なのでしょうか。
https://stevenisserlis.com/the-search-for-carl-fru...
英文で書かれた文章、飜訳の助けを借りながら読んでも充分にその熱量が伝わります。そのお陰で私もこの曲にたどり着いたのでしょう。
フリューリングは、生い立ちの背景から苦労も多い人生だったと思われます。
しかし彼が作曲したこの三重奏曲は、
甘く深い味わいに、うっすらとした憂いや着実に歩みを進める決意を感じるようなシーンもありますが、けして重すぎることはなく、むしろ、空、宙にまで開けていくような情景を感じています。
心を解き放つ光を纏って、軽やかに広がっていくような。
さて、10月28日のコンサート、この曲との相性がいい3人が揃ったように思います。夫・金川マコトが奏でるトロンボーンの音色は、力強さだけでなく柔らかさも特徴です。私・金川信江の奏でるクラリネットは、木の温もりに加え伸びやかさや通る音などで色彩を広げます。そして、ピアニストの小柴さおりさん、彼女の持つ軽やかな華が、よりこの曲の魅力を広げてくれるのではないでしょうか。
プログラム前半にも魅力ある曲が揃っています。どれも初めて聴いても親しみを感じる旋律を含んでいるようです。ぜひご来場ください。ご予約お待ちしております。
10/28tue.コンセール リヴィエール・ドール
金川マコト 金川信江 小柴さおり
at アーティストサロン“Dolce”(新宿)
https://cdf-music.com/cl/Schedule-entori/202510.ht...
クラリネット トロンボーン 室内楽 吹奏楽∩管弦楽器 ピアノ