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まずファンファーレは芸大の作曲科とその金管の演奏で保守的な内容の中に旋律も韻律も和声感もあった。4331の編成で打楽器だけがなかった寧ろフランス様式の様式模倣ともいうべき作品。
昭和音楽大学というと偏差値的に一番期待しない学生オケではあるが、これが全然違ったことで記憶に強く刻み付けられる結果となった。地味なクラシックとオペラという特にカネのかかる学科だけで地道にやってきた音大ではあるがその成果としてこのような結果を出せたことは勝利と言ってよい。また音大オケを常時編成できない学校は存在価値が全くないこともここで確実に証明されている。
プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」から9曲であるが最初の出にアクセントがついていて一様ではなく、続く舞踏会も遅めのテンポでエンジンがかかりきらなかったが、続く良く合った減のfffまでの伸び、金管のダイナミックさ、打楽器の適正な音色と全く問題がなかった。タイボルトの死の前の弦の走駆はロシア風にもっとスピードが出せる。ハープも後ろに座っても音は十分に聴こえた。
次のファンファーレは桐朋音大の学生の作品だが、4331,3Pの編成。やはりアインザッツが難しいリズム、ハーモニー、ポップス調で短い、どっち道ほどなくして旋律が出現する。
ショスタコーヴィッチの作品47は自分が中学の時にスコアを一つ潰すほどものすごく詳しく勉強した音楽。モデラートからよくは合ってはいるが、消極的でフレーズの最後が切れている。フルートと弦の音程の差、トゥッティのアインザッツの不安定。トランペットとピチカートのバランスの検討。カノンはすべてが聴こえなければならない。ガイゲとハーフェもより合うべき。内声のリズムももっと表に出すべき。ブラッチェももっと主役になれるし伸びを加えることができる。フルートと弦の和音のバランス。クレッシェンド早すぎ。4通のホルンのアンサンブルも不安は尽きない。木管群とピチカートもバランスも気を付ける。再現部の金管はテヌート。やはり第二主題は最初のようにせっかち。15分22秒。
スケルツォのチェロはそんなに板についてはいない。シンバルは消極的。ホルンのアンサンブルが中心になれない。ピチカートは細すぎる。トランペットも積極的とは言えない。オーボエのモルはアクセントを付けないので気が付きにくい。5分32秒。
ラルゴは速くて落ち着かないしかなり大きな音。指揮者も学生もこの曲をよく知っているとは思えない。ヴァイオリンはもっと先行って欲しいしヴィオラは不安を出してはいけない。チェロは引っ込むと聴きにくくなる。弦全体はクレッシェンド早すぎ頂点のパウケンはタイミングが合わなくなる。チェロとコンバスのベートーヴェン・ユニゾンはもっと単純に行きたい。トレモロ小さすぎるがクライマックスのガイゲのアインザッツは同時に行きたい。指揮者もろともどこが弛緩かよくわかっていない。このようなテンピでは集中は難しい。12分32秒。
すぐフィナーレ。ティンパニがやっと出てきたがシンバルはいまだにネガティヴなまま。やっぱり弛緩がなく落ち着かない中間部。コーダの手前ですでにアウフタクトも弱いのでメリハリがつかないがホルンの最低音は十分。木管のテンポが駆けすぎ。トランペットは補助がついて4本。10分55秒で二回目の休憩。
ファンファーレは昭和音大の学生。2221−2P 。スポーツ用の音楽で女性的でさらに短い。
ヨハン・セバスィアン・バッハの幻想曲とフーガのハ短調はエルガーの編曲。弦の数が多い、コンバスは9なので18型ぐらい.すごく充実してサイトウ記念オケを思わせる。ドミニーレンした弦楽器群は芸大よりもアインザッツやボーイングも含めて合奏力が上回る。トランペットはすべてがロータリー。意外とテンピとバランスが落ち着いている。終わったとこで管が交代、かなり層が厚い。
シェーンベルクのブラームス作曲のピアノ四重奏曲の第一番。弦はそのまま残って隅まで確実性の高い水準のまま。レンダリングではない原作の様式を考えない自由編曲はハンス・ツェンダーも学生にやらせた。ポザウネンの走句はブラームスでは考えられない。ブルックナー的な半音階ゼクエンツが頻発。2楽章はスケルツォ。金管も相当のレベル。クシロフォンは「モーゼとアロン」にも入っている3管編成と打楽器5。3拍子の行進曲は「英雄の生涯」にもある。緩徐楽章も弦が厚い。フィナーレはハンガリー舞曲で繰り返しが多くなり一番理解しやすい。リタルダンドのそろい方は一流。ホルンのアコードのかぶせ方が完璧。数曲をつなぎ合わせた様なメドレー風のパウゼ。速いクラリネットのヴィルトゥーゾ。全体的にロンド風の構成。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲