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Complete Piano Works / Claude Achille Debussy

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ドビュッシーはピアノ曲の大家という印象があるが、意外にもピアノ曲全集が4枚のCDに収まってしまうのだ。ピアノはジャック・ルヴィエ。録音は1982年から1987年とやや古い音源だが、このように手軽な価格でCDが手に入るというのは、たいへん嬉しいことだ。レコードの時代には考えられなかった。

さらに嬉しいのは、28ページにわたる解説の冊子が付いていることだ。もちろん日本語である。大宅緒氏による「ドビュッシーのピアノ作品」という文と、ディスク1から4のほとんど全曲についての詳細な解説である。これはたいへんありがたい。解説を読みながら聴いていると、ドビュッシーの世界をより深く味わうことができる。

そういえば、ドビュッシーを最初に聴いたのは、冨田勲のシンセサイザーによってであった。この記憶は今でも鮮明で、ピアノによるこれらの演奏を聴いても、「亜麻色の髪の乙女」や「沈める寺」、「雪が踊っている」、「ゴリウォーグのケークウォーク」などを聴くと、頭の中にシンセサイザーの音がよみがえってくる。

ところで、ドビュッシーにつけられた「印象派」という言葉は、若手の作曲家に対する揶揄を込めた言葉であったそうである。音楽に限らず、芸術の流れの中に新しい潮流が芽生えるとき、それを理解できない人たちは、揶揄したり蔑んだり、またときには激しい言葉で攻撃したりする。だが良いものは必ず歴史の中で評価されるのだ。

このCDはコロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から2005年に発売された。「DENON名盤アーティストBOX」と題されたシリーズのひとつで、日本盤の4枚組CDボックスセットである。(20070209/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

 現代音楽


日付:2007年02月09日

1件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

Debussyは多作家でないので4枚のCDで足りるんですね。ちなみに僕はDebussyのピアノのCDはほとんど持ってないです。自分で弾くからソロだけは買わないのです。人の演奏を聴く時はFMラジオが多いですね。でも楽譜が全部揃っていないですね。なんか曲をバラバラにかくのでどうしても楽譜だけ集めると所々抜けちゃいますね。

2007年02月09日 07時35分46秒

1件のコメント

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