yocさん
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アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーの代表作とされるLyric Symphony in Seven Songs Op.18「抒情交響曲」はマーラーの大地の歌の続きののような作品です。マーラーがいたからこそこの曲が出来たのですね。ギーレンの演奏はここで散々ラジオで聴かされました。
ベルクの「抒情組曲」は全曲オーケストレーションして聴きたいですね。絶対可能です。
「アルテンベルク歌曲集」も散々ギーレンSWR・FMで聴かされました。CDになっていたのですね。
2007年04月02日 05時50分00秒

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Lyric Symphony, Three Pieces from the "Lyric Suite", Five Orchestral Songs / Alexander Zemlinsky, Alban Berg
このCDには、アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキーの代表作とされるLyric Symphony in Seven Songs Op.18「抒情交響曲」、そしてこの曲から引用されたアルバン・ベルクのThree Pieces from the "Lyric Suite"「抒情組曲」、そして同じくベルクのFive Orchestral Songs after Texts from Postcards Op.4「アルテンベルク歌曲集Op.4」が収められている。
ベルクの「抒情組曲」を聴くと、ああ、この人はまさにシェーンベルクを継ぐ人であったのだ、と思う。官能的であり、ロマンに満ちている。だがしかし、ツェムリンスキーの「抒情交響曲」との関連について考えるよりも、この曲はこの曲として味わうのが正しいと思う。
一方「アルテンベルク歌曲集」では、後期ロマン派の影響から脱し、新しい境地へとベルクが歩を進めようとしていることがわかる。ベルクの師といえるアーノルド・シェーンベルクからは良い評価をもらえなかったらしいが、もしかしたらベルクの進もうとしている世界がシェーンベルクにはわからなかったのかも知れない。
「抒情組曲」は、たいへんダイナミックな曲だ。特に第2楽章から第3楽章へかけての展開は息もつかせぬ迫力を持っている。しかし、一瞬で心をぐっと捕まえられるほどの印象的な部分はない。やはり誰にでも知られるポピュラーな曲になるためには、多少強引であっても、人の心を鷲掴みにするような個性が必要なのだろう。だが誰にでもすぐわかるような明確な魅力を持たない曲こそ、じっくりと聴き込むことでますます良さがわかってくるということもある。いくつかのWebサイトを見ると、このCDにおける演奏の評判は高いようなので、この曲とはこれからゆっくりとつきあうことにしよう。
演奏はSWFシンフォニー、指揮はミヒャエル・ギーレン。ARTE NOVAから発売されたEC盤だ。(20070221/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
現代音楽