SARASAさん
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今回のリリングはどこでも評判が悪いですね。彼は結局器楽曲は振れないようです。先棒ができないのですね。コーラスのやりすぎですね。
2010年12月31日 18時49分55秒
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今年の年末は久し振りに第九公演を二つ聞く事が出来ました。二つ聴くと、自ずと聴き比べてしまうのが人情。という訳で、聴き比べながらの第九公演感想を書いてみると・・・・
出かけた公演は下記の通り。
○N響第九
指揮|ヘルムート・リリング
ソプラノ|タマラ・ウィルソン
アルト|ダニエラ・シントラム
テノール|ドミニク・ウォルティヒ
バリトン|ミヒャエル・ナジ
合唱|国立音楽大学
○シティ・フィル
指揮:飯守泰次郎
ソプラノ:佐々木典子
アルト:小山由美
テノール:福井 敬
バリトン:小森輝彦
合唱:東京シティ・フィル・コーア
二つの演奏を一言で表現するなら、N響の演奏は「粛々とした演奏」なのに対して、シティ・フィルは「劇的な演奏」ということになるでしょう。しかし、その粛々さと劇的さだけでなく、演奏全体から感じた感想として言わせてもらうと、演奏レベルは別としてN響の演奏はどこか物足りなかったのに対してシティ・フィルの演奏には十分満足しましたね。
N響、フルート以外の木管を3管にしての演奏で、指揮のリリングは予想以上にテンポを動か、結果として時にオケに乱れ(特に第4楽章など)が生じ、聴いていてアレアレといいう印象でした。勿論バロック音楽で培われた音楽作りの片鱗は、例えば冒頭の中・低弦の音の刻ませ方などで唸らせるものがあるのですが、どうもリリング、ベートーヴェンの曲があまり好きじゃないんじゃないかと思えたりして。。。
対するシティ・フィルの演奏はマルケヴィッチ版を使ったからではないですが、いたるところに熱意を感じる演奏で、聴く側も熱が入りましたね。飯守の音楽は時に「見得を切る」部分があるのですが、小林研一郎の様な日本的な泥臭さではなく、ヨーロッパ的ともいえるアッサリ系の見得の切り方で、それがベートーヴェンの音楽に上手くマッチしてしまった・・・
そんな印象を抱いた二つの第九演奏会でした。
作曲家 指揮者 交響曲 オペラ∩声楽曲 日本伝統音楽