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石田泰尚バイオリンリサイタル・5月16日みなとみらい小ホール

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 前半の最後、バッハ無伴奏パルティータ第2番「シャコンヌ」。去年12月に聴いたこの曲、音に凄みが増していてびっくりでした。「シャコンヌ」だけにもかかわらず、通しで聴いたような深さ大きさ。
 その曲までに「シンドラーのリスト」や「サマータイム」など、密かに楽しみにしていた曲を聴きたご機嫌の余韻が吹っ飛ぶほど。
 皆が知っている小品など、出だしになごやかに弾いてくれなくていいのだと実感しました。もう、最初からガツンときてくれいっ!

 後半は渡辺雄一氏プロデュースのCDから「祈り」「懐かしい浜辺」「情熱のバイオリン」の3曲。バッハを終え一段落ということで、ここで初めてマイク。
 「え〜」(と彼がいうだけで、条件反射のごとく会場(笑))、「祈り」という曲を聴くとですね、まるで教会にいるような(笑)…、「懐かしい浜辺」を聞くとですね、海岸にいるような(大笑)、「情熱のバイオリン」を聴くと…(もうここで会場は爆笑)。相変わらずのおトボケ。
 ピアニスト&作曲家である渡辺雄一氏の曲はいわゆるヒーリング系。個人的にはそう好みではないと思っていたけれど、今日は違いました!まるで石田氏の分身のように感じられるほど。自分の曲として育っているのだと感じました。

 そして最後はピアノの中岡太志氏と、これ以上はないという息の合ったピアソラの曲の数々。「忘却」「鮫」「バルシシモ(これはピアノのソロで、日本語でとってもワルツという意味だそう)」、最後は「グランダンゴ」。

 アンコール、「美しきロスマリン」「ラ・クンパルシータ」の後、なんと、初めて聴く「誰も寝てはならぬ」で大いに盛り上げ、終了。時間が許せばいつまでも弾いてそうな、本当に弾くことが楽しいのが伝わってきます。

 それにしても、最近石田氏のバイオリンの音、変わったような気がします。初めて聴いた時、その高音の繊細な美しさに度肝を抜かれたものですが、今また人生に見合った深みを増してきているのですね。

 6月3日、東京文化会館でのリサイタルも俄然楽しみになりました。

 指揮者 弦楽器 協奏曲 交響曲


日付:2007年05月17日

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