gizmoさん
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私も、昨日はオペラシティーホールで聞かせてもらいました。座席は、残念ながら2Fの側面中央位で、ややオケの響きが片寄って聞こえる席でした。
大野さんは、NHKの番組の時よりも若々しく見えましたね。芸大同期の小山さんの方が落ち着いて見えたのが不思議。
ホールの開設10周年コンサートとかで、大野さんが『記念すべきコンサートにしては、振られた男が断頭台にひかれてゆくなどという、縁起でもない曲目なんですが・・・』などと、皆さんを笑わせていました。
ピアノ協奏曲が終わり、休憩の合間に、小山さんのCD販売コーナーを見ていると、10枚位が並んでいた。しかし、この日のピアノ協奏曲第2番は販売されていなかった。
アルゲリッチなどの名盤があるので、CD化しなかったのだろうか?Webで調べると、彼女は演奏会ではこの曲を取り上げているようである。
一方、大野さんの『幻想交響曲』。この曲は、日本ではそれなりの人気なのだろうか?中古CDショップの棚に並んでいるのを不思議に何度か見かけた。
この日の演奏は、大野さんの解説にもあったように、『第九』の6年後の作品とは思えないような、ロマン主義「表題」音楽の幕開けの作品ということで、フィナーレの華々しいオケの熱演を聴いているとマーラーの『巨人』を聴いているような気がした。
ともあれ、皆さんの盛大な拍手が鳴りやまない演奏会でありました。次回は、もっといい席で聞きたかったけれども。
2007年08月11日 10時23分39秒

確かこの演奏会のチケットは完売でしたね。
大野和士は、評判がイイですね。
やはり皆が大野和士を聴きたかったのだろう。
大野和士の指揮で聴いた事がないので、ペインティングしておこうと思う。
2007年08月11日 11時36分45秒

すごかったですね。
去年の都響での「火の鳥」もそれなりに良かったですが、この日の鬼気迫る半狂乱のような演奏ではありませんでした。
ブログにも書きましたが、大野さんの表情が第4楽章になったとたん、一瞬にして怖い顔に変わったのが印象に残っています。
2007年08月11日 20時08分36秒

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【プログラム】
R.シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
ベルリオーズ:幻想交響曲〜ある芸術家の生涯のエピソード〜 op.14
1年ぶりの大野さんの夏。
小山さんのショパンを聴くのも大きな楽しみだった。
前からなんと2列目だったので、ピアノの音の粒が頭の上から降ってくるよう…。
というか、オーケストラの音が聴こえないほどピアノの間近なので(笑)、ずっしりとお腹に響く、重量感のあるショパンだった。
小山さんはオーガンジーにスパンコールの刺繍の清楚な白いドレス。それとは対照的な、鬼気迫る表情での力強い演奏だったけど、演奏後はいつものにっこりとはにかんだような天使の笑顔。このお顔でいつもどれだけ暖かな気持ちにさせてもらっているか!
今日も感謝です。
大野さん、去年の「ロメオとジュリエット」をほとんど寝てしまい、今回はベルリオーズへの再チャレンジ。さすがに前から2列目じゃ、眠くなろうはずもなく、それどころか最後は息をするのも忘れるくらいだった。
これでもかこれでもかと、どんどんヒートアップ。
弦楽器の力の入りようは見ていてもすさまじいほど。みんな弓の毛がばしばし切れ、引きちぎりながらの演奏だ。4楽章の終わりには、ついにコンマス三浦氏の弦がぶっち切れ(まさに、弦が悲鳴を上げたという感じ)、1種のトランス状態のようなフィナーレへ。
本当に神様が降りてきたような気がした。演奏がどうの、というレベルではない領域をしばし漂う。
振り向いた大野さんは、魂の抜けたような顔。それを見て、また胸がいっぱいになる。
「いつも崖っぷち」って以前言ってたけれど、もしここで人生が終っても構わないっていうような、すべてを出し切るってこういうことを言うのだと、改めて思う。
これが、人の心を動かさないはずがない。
実は、今日の東フィルのコンマスの三浦さん(たぶんそういう名前の人だと思う)は、以前からひそかな贔屓。
私の大好きな「体」で弾く人。石田氏とはタイプが違うが(笑)、椅子から転げ落ちそうなほどの勢いのある演奏をするところは同じ。
今日は、目が合うほどの近くでその弾きっぷりを堪能した。最後の、大野さんに、まさに夢中で喰らい付いていくっていうような表情、大感激だった。
指揮者 弦楽器 協奏曲 交響曲