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チェロ合奏というジャンルがある。複数のチェロだけによる合奏だ。ベルリン・フィルハーモニー12人のチェリストたちが始めたのだと思う。20年以上教えを乞うているチェロの先生は、これを始めたワインスハイマー氏のお弟子さんで、早くからチェロ合奏の情報、楽譜を持っていて、大人の生徒のおさらい会のたびにチェロ合奏も発表した。
一度は審査に通って、この大人の生徒のグループでACF(アマチュア室内楽フェスティバル)にも出た。ACFは最初、カザルスホールの名を冠していたせいか、チェロ合奏の出場希望団体は多く、結構難関である。いつもは先生の指揮で弾くのだが、先生はアマチュア資格が無いので舞台に乗れない。やむを得ず、私がコンサートマスターを務め、指揮無しで合図出しながら弾いた。
先生の縁で、我々生徒のチェロ合奏と、ベルリンフィルハーモニー12人のチェリストたちとの交歓会も行われた。我々が弾き、一緒に弾き、最後は彼らがたくさん弾いてくれた。私は4パートの第1チェロパートだから、目の前1メートルのところでファウスト、クヴァンツという目もくらむような名手が弾いていた。これだけ近いところで弾くのを見ていると、それだけで盗める技術がたくさんあった。
その後チェロ合奏は、チェロを弾く人間の間ではかなりメジャーとなり、私もずいぶん弾いた。
何しろ、チェロは音域が広いので、ヴァイオリンのパートだって弾ける(可能性がある)。4人のチェロで弦楽四重奏をそのまま弾いても良いのだ。
最初のうちはオリジナルの曲は少なかったので、編曲が中心だった。今はけっこうオリジナルに作曲されているようだ。4声部くらいのものが多いが、9声部とか12声部とか、の曲もある。
アマチュアがこれをやるとき、だれが何番を弾くか、という問題が生じる。4人なら4人、全員が同じくらいの技量を持っていれば、性格的な適性でパートを決められるのだが、普通、そうはいかない。最も上手な人が1番を弾き、初心者に近い人が4番を弾く、という人選になりがちである。しかし、弦楽四重奏の4人のうちでチェロが一番下手で構わないとは、断じて思わない。どのパートは下手でよい、ということはないのだ。
私は、チェロ合奏やっても一番下のパートを弾くのが自分に最も適していると思う。
最近は遠ざかっているが、ある時期チェロ合奏をたくさんやっていて良かったことがある。超高層のハイポジションが苦でなくなったことだ。なにしろ、一番チェロなんて、下2本の弦は必要とせず、もう、指板がないような音程がざらなのだから。
チェロ