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ヴァイオリン製作の良いところは、ちょこちょこ触っているといつの間にか形になっているところだ。
本体は箱になり、エッジを丸めた。これはただヤスリをかけて丸くするのではなく、最初、エッジの断面が正方形の一部(裏板、表板の外面、横面、内面が垂直)だったものを角をナイフで削りヤスリをかけて正八角形の一部にする。これがすむと次は正十六角形の一部にし、最後に円の一部にするのだ。なかなか難しい。
表板の一番下に、サドルという部品をつけた。これはテールピースとエンドピンを結ぶテールガットが表板の角を削らないようにここを黒檀のパーツに置き換える。ヒトの膝の膝蓋骨と同じ機能だ。
サドルは表板を切り抜き、はめ込むが、私は写真のように表板を半分残す。下まで切り抜いても良いのだろうが最初にこのように習ったので。サドルは表板の溝より少し小さめに、きちきちにならないように加工する。これが熱で膨張したとき、表板を割ってしまう危険があるのだ。
写真はサドルの装着状態を示したもの。これの裏板は一枚板なので、横板もエンドピンのところで継がず、ここを一枚で作った。
これで本体はほぼ完成で、ネックの装着の準備だ。まず指板を接着するが、接着前にできるだけネックを削っておく。何でも接着すると加工がしにくくなる。
ネックのスクロール部分は最初に作った。棹の部分を加工する。シルエットや断面の型板をあてがってチェックしながら作るが、見本があったほうが良い。今は師匠の制作した楽器は一台も家にないので、自作の2台目のヴァイオリンを見ながら作っている。これは1997年のラベルがあり、息子たちがさんざん弾き、今も下の息子が弾いている楽器だ。ネックは師匠の店で、師匠にチェックしてもらいながら、最終的には師匠にやってもらったので完璧な仕上がりなのだ。
チェロ ヴァイオリン(バイオリン)