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高校三年生の10月に、受験勉強に専念するからといって、チェロのレッスンをお休みにした。一応一生懸命受験勉強はしたのだが、どうにもチェロを弾きたくなった。結局毎日弾いていたように思う。レッスンに行っていないので課題は出ないし、エチュードを弾く必要もない。いつも、バッハの無伴奏チェロ組曲を弾いていた。1番から3番あたりと、5番の舞曲など。音は暗譜しているから、楽譜も譜面台もいらないので、とても便利なのだ。
無事、大学に合格してレッスンを再開したら、先生に「なんだ、中断していたら上手になったじゃないか」と言われた。
今使っている自作のチェロができたばかりの時は、ちょうど半年間の単身赴任の時代だった。いつもピアノ弾きが控えている生活に慣れてしまって、一人でチェロソナタなど練習する気がしない。結局バッハの無伴奏チェロ組曲ばかり弾いていた。すると、新作の楽器がどんどん楽器らしく反応するようになった。楽器がどんどん育つのだ。しばらく弾かれていなかったチェロを目覚めさせるときにも、バッハの無伴奏が一番良い。
バッハの無伴奏チェロ組曲にはなぜか、弾き手と楽器に良い影響を与えるらしい。
今、練習している曲は、バッハのヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ3番とコダイの無伴奏チェロソナタの1楽章だ。こちらの先生のおさらい会が4月にあるのだが、先生にコダイを弾きませんか、と勧められた。この先生は決してほめないのだが、コダイを勧められたのはほのかなほめ言葉のようにも感じられて嬉しい。
コダイもヴィオラ・ダ・ガンバのソナタも好きな曲なのだが、こればかりやっていると、無性にバッハの無伴奏チェロ組曲を弾きたくなる。それで、今は毎日一度は6番のプレリュードを弾いている。この曲は去年、ある会で一度弾いたきりで、今のところどこかで弾く予定はないのだが、とても難しい曲だし、ポジションの暗譜を忘れたくないので、しばらく抱えておこうと思っている。
一度本番に向けて仕上げたのだが、今の方が、ちゃんと弾ける。やはり少しずつ技術は上がるし、なんとなく弾いていた箇所も、解釈が腑に落ちるようになる。全然飽きるなどということもない。そして、やっぱり、この曲を弾いてから、コダイなどを弾いた方が、楽器が良く鳴る。
チェロ