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来月の合唱祭に向けて練習しています。
曲は林光の「ねがい」です。
ピアノパートはまるでショパンの様にポーランドを強く感じられます。もともと、この曲は1980年代のポーランドの指導者ワレサ議長の活動を支援しようという目的で作られた「劇」の挿入歌でした。
後に作曲者自身が合唱編曲しています。同じ劇からは「うた」という曲も編曲されています。
歌詞には労働者の活動を具体的に表すような言葉はありません。ただ、ひたすらな願いが込められています。
一つ一つの願いを作曲者はリフレインの様式で徐々に強いものへと変化させていきます。そしてついに「ねがい」を叫びピアノの独奏へ。強烈なリズム、激しい半音階のオクターブ。そこにはひそかにポーランドの国歌が隠されています。
最高潮に達したところでピアノはGの単音を簡素な和音の変化に乗せて静かに叩きます。
そして、曲の最初に流れる穏やかなC-durのユニゾン。そのまま川の流れを見送るように曲は閉じられます。
指揮者 テノール・カウンターテナー オペラ∩声楽曲 古楽 現代音楽