小原　なお美さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

ヴァイオリン曲の中でも特に難しいですからね。演奏シーンを映さなかったら下手なの映したりすると台無しですね。

通常コンサートに行くことのない人なら、気にしないかもしれませんが、どう見てもまともに演奏していない、ふりだけ演奏シーンは興ざめですよね。

特に指や弓が音に一致しないと不自然だね！

俳優がやると、ずれてるのまるわかり・・・アップにせず遠方から映してぼかしてなら、何とかなるかもしれませんけどね。

凄く違和感があるよね。でも有名な演奏家使うと高いし俳優でないので演技力があるわけではないし。

手だけアップで音大生なら、金銭的に何とかなりそうな気がします。
演奏シーン、最悪演奏家（俳優）はうつさず、聴衆が聞き惚れているところだけ映すほうが、俳優のドヘタな演奏シーンよりはまだましだとは思いますが、それは映画のつくりとしては変な気がします。
私自身、映画の予告編だけしか見ていませんが、昔流行った「のだめカンダービレ」の演奏シーン（指揮＆ピアノ）、あきれ果てるレベルです。

日本の音大生でパガニーニ弾ける人見たことありません。リストも珍しいですよ。それだけ難しいんだね。

音大生だと人材がないか・・・
となるとやはり吹き替えなし、演奏シーンはあきらめですね。
後は演奏家の友情出演（してもらえるかどうか不明ですが）をお願いするか。
しかし演奏家と懇意にしている映画界の人なんているのかな？

ピアノやヴァイオリンの国際コンクールでもパガニーニやリストの課題曲はほとんど見ないですね。コンサートで弾くのは今でもほとんど世界のトップ級だけです。通りで僕もピアノのレッスンの時にリストだけは曲貰ったことがない。

確かに、カデンツァでもリストを弾いてた人いなかったと思います。
まあ難曲は、自信がなかったらさけるでしょうしね。