小原　なお美さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

最後に会ったのがバイロイトかな？祝祭劇場の後ろ斜め横。上のレストランに昼飯を食べに行くとこだった。ドイツ語でいいのに英語で写真を撮らせてくれと頼んだら快く引き受けてくれました。さすがに慣れているからポーズ上手かったね。その後バイロイト最後の年だとわかったんですね。

ブーレーズ最初に見たのがウイーンのムジーク・フェラインでカラヤンWPにブルックナーの8番追いだされて横のブラームス・ザールに入っていったら。アンターコンテンポランで彼の「ル・マルトー・サン・メートル」のリハーサルやってました。神経質になることなく快く見せてくれましたね。彼は作曲家の特権で色付きの自筆のスコア使ってました。シュトックハウゼンはユニヴァーサルの印刷譜使ってたのに。その夜はカラヤンでは無くブーレーズのコンサートの方に行きました。

3番目がシュトットガルトかな？放送オケの定期に呼ばれて自作とドビッシーやってました。これも練習から本番まで付き合いました。その後はドナウエッシンゲンの「アンセム」に来てた。自宅がバーデン・バーデンだから意外と近いんだね。

羨ましいくらい貴重な体験ですね。
リハーサルは、日本では特になかなか公開してもらえませんし。
（海外事情はあまりくわしくないので、なんとも言えないけれど、公開練習を安く見られるという話がうらやましいなと昔から思っていました）
それでも、最近は、一部の条件付きで後悔してくれるところも出てきましたけれど、それでも、平日の昼間とか、××に所属している人限定とか、広く公開ではないことがほとんどですから。
それとも、作曲者同業者ということで、見られたのかしら？？

まあー、会ったというよりも彼のコンサートの練習と本番を良く見たという方が正しいかな？練習は公開してませんが忍び込んでもブーレーズがなんだかんだ言って追い出さないのです。だからそのまま終わりまで居残る。もちろん公開するものもありますが、ブーレーズのには当たったことがありません。まあー、とにかく何時も親切に見せてくれるね。

友人のチェリストも、彼と一緒できたことに
本当に光栄に思うと言っていました。
日本ではほとんとニュースされませんでしたね。

まあー、僕も彼の講習会出たいなと思いましたが世代的に機会がなくて何時の間にか年齢制限。まあ、出たからって凄いわけじゃ無いけど、みんな一度は出てみたいものですね。今日バーデン・バーデン市内の教会で葬儀だったようです。慈善教会ですからプロテスタントだったようですね。