私が体験した「世にも奇妙な物語」 3：Trekyさんのブログ：Muse クラシック音楽のコミュニティ

Trekyさん

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私が体験した「世にも奇妙な物語」 3

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飛鳥から帰って、何事もなくひと月が過ぎ年が明けました。
もう亀石で撮った記念写真の事などすっかり忘れています。

そんな正月の木曜日、前回飛鳥へ行ったメンバが集まりました。
「飛鳥へ行ってちょうど１ヶ月だね」
「では、また奈良へでも・・・」
となりそうでしたが、急に行けるわけも無く、とりあえず川崎港までドライブとなりました。

正月、川崎港の道は空いています。というよりガラガラです。
それではと、ドライバーはアクセル強く踏み込みました。時速120キロ(←スピード違反)。
「ＧＯ！・ＧＯ！」
道は真っ直ぐです。障害物などありません。無い事を３人共確認しました。
いゃ、確認したはずだったのです・・・

「・・・・・・・・・・」

気が付いたら、私は病院の手術台に寝かされていました。
友人も同様です。

どうやら、私達が真っすぐで障害物がないと思った道は、直線ではなく直角にカーブしていたのです。
正面は鉄の門とコンクリートの電柱だったらしく、車はその電柱に時速100キロ以上、ノーブレーキで正面衝突していました。
担当の警察官は不思議がって言っていました「何故、ブレーキを踏んでいないのか・・・」と、
私達には確かに直線にしか見えなかったのです。
では、私達3人が見た道路は何んだったのだろう・・・

それにしても、命が助かったのは不思議です。普通は即死らしいです。
因みに怪我の程度は、友人は眼内出血と後頭部骨折、そして私は前頭葉挫傷ですみました。

事故事態も不思議な出来事でしたが、
実は、入院中別な事がとても気になって仕方有りませんでした。
それは、私達の怪我の箇所と、飛鳥で撮った亀石の記念写真です。

退院後、写真を直ぐにを見直しました・・・
「やっぱり」です。
3人共、亀石を動かそうと掴んだ場所を怪我していました。

瞬間「ゾーッ」としました。

「まさかタタリ・・・」
「いゃ、きっと偶然だよ・・・」と思いました。　
そう、絶対に偶然に違いありません(そう思いたい)。

不思議な事はもう一つあります。
事故の時に定期入れの中に入れてあった鎌倉のお守りです。
このお守り金属製なのですか、定期入れの中で、グニャ・グニャに曲がっていました。
もし、事故で曲がるだけの力が加わったならば、定期入れにその痕跡があるはずです。
しかし、定期入れは衝撃が加わった形跡すらありません。

後日、私は鶴が丘八幡宮にお守りを納めに行き、神社の人に事情を話しました。
すると、巫女さんは私に説明してくれました。
「このお守りは身代わり不動です。きっとあなたをお守りしたのですよ・・・・・」

これで、私のお話は全て終わりです。
霊や祟りはあるかどうか分かりません。
しかし言える事は、先祖や昔の人々が大切にしていたものを、面白半分でいたずらしてはならないという事です。
それ以降、私達は「幽霊探索遊び」を止めた事は言うまでも有りません。

この間、しばらくぶりに飛鳥の亀石訪れました。
「ごめんなさい」と、当時のことを謝罪しました。
亀石は私に優しく微笑んでくれたようでした。

私は飛鳥が好きですし、飛鳥の名誉の為に付け加えさせて頂きます。
飛鳥は決して変なところではありません。歴史も自然も有り、とても良いところです。
私達みたいな事さえしなければ・・・

　室内楽　交響曲　器楽曲　ヴァイオリン（バイオリン）

日付：2010年07月08日

9件のコメント

このブログ（日記）へのコメント

九尾

時速１００キロ以上ノーブレーキで正面衝突・・・Trekyさん、まさか幽霊じゃないでしょうね？（←すごく失礼！ごめんなさい）
とりあえず、鎌倉に御守り買いに行こうかな、という気分になりました。あと、供養塔などには失礼なマネをしないようにしなくては・・・。

2010年07月08日 20時38分34秒

サウル

Treky さん
ご無事で何よりでした。お守りは大切です。

ところで。事故後、性格が変わりませんでしたか？

私は、科学的な分野の仕事をしていますので、迷信や祟りは信じないことにしていますが、出来るだけ、触れないように、障らないように気をつけています。

多くの場合、科学的証明がされるのですが、分からないこともあり、気をつけるにこしたことはありません。
　
　

2010年07月08日 22時14分34秒

とにかくご無事で良かったです。
やはり現実にもあるんですね。実録世にも奇妙な物語。
今私の頭の中に、タモリさんとテーマ曲がリフレインしてます。笑

2010年07月09日 00時01分08秒

Gokko

私は、超自然的なことを信じています。UFOであろうが、エクソシストであろうが。科学的に認識できないものはない、というのは目を隠したから何も見えないと言うことではないかと。この先にもTekyさんいは何か怒るかも。

2010年07月09日 10時26分17秒

Treky

私の昔話に最後までお付き合いして頂きありがとうございます。

＜九尾さん＞
今の私って幽霊？、
なるほど・・もしかしたら当たっているかもしれません。
実は、事故内容を知らされたとき、絶対自分は死んでいると思いました。
ＳＦではありませんが、宇宙はパラレルワールドになっていて、前にいた宇宙では自分は死んだ。
今、自分は違う宇宙にテレポートしてしまったんだ・・・なんて本気で考えていました(笑)
お守りの効能は(←温泉みたい)、分かりませんが、お守りの有無に関わらず悪さをしない事がいちばんですね。

＜サウルさん＞
性格が変わったか？ですか・・・
本文では触れませんでしたが、事故で前頭葉を強打した為、軽度ですが「記憶喪失」になってしまいました。
記憶喪失ってドラマだけだと思ったら本当にあるんですね(笑)
その時、もしかしたら性格が変わったかも・・・いやいや、変わってはいないと思います。

私も、迷信や祟りは信じていません。(信じたくありません)
今科学で説明が付かない所も、いつか新しい科学が出来て説明されるのではと思っています。
それまでは、危ない所はＮＧが懸命ですね。

＜MIHOROさん＞
「タモリの世にも奇妙な物語」、そうなんです・・・
この事故でちょっとした記憶憶喪失になったのですが、
その事も重なり、入院中は「奇妙な世界に迷い込んだ」と本気で思ったりしました。(当時の流行は「ミステリーゾーン」です)

という事は、私はひと時の間「世にも奇妙な物語」の主人公になっていた訳ですね。(笑)
そう考えると、これからこの話も楽しく話せるようになるかもしれません。
あっ、楽しく話すものではないかぁ(笑)

＜Gokkoさん＞
こんな事があっても幽霊は中々信じられないのですが、UFO関連は信じているのです(笑)
何度かUFOは見た事があるのですよ。
信じてもらえないかも知れませんが、でっかいUFOも見ました。それもかなり近くで。
いつもこの話を友人にすると、笑われて終わりです(笑)

2010年07月09日 13時57分20秒

九尾

パラレルワールドっていう考え方は私もよく空想します。
世界は無限に存在していて、各自のその時その時の選択により、無数に枝分かれしている世界のどこかに移っているのではないか、とか。
例えば私がこのＳＮＳに参加するにもいろんな選択肢があり、もしかしたら別の世界ではこちらに参加しておらず、当然このような書き込みもしていない自分がいるのかもしれない・・・とか。

ＵＦＯ＝宇宙人の乗り物説は幽霊以上に信じていないです。
実は今は亡き父が信じていて、たまに「ＵＦＯだ！」と言って空を指差していたのですが、そこにあるのはどう見ても夜空に瞬く綺麗な星。望遠鏡で見てもやっぱり星。それでも、「場所が急に変わった！テレポートだ」とか言ってました。

幽霊や死後の世界については自分が死ねばわかりそうですが、ＵＦＯの正体についてはずぅっと謎のままになりそうですね。

2010年07月10日 10時51分34秒

Treky

九尾さん

度々のコメントありがとうございます。

UFO(未確認飛行物体)は、ほとんどが見間違えか人間の作ったものらしいですね。
でも、もしかしたら宇宙人が・・・なんて考えるのも、ちょっぴりロマンがあって面白いです。
音楽も想像させてくれる音楽はいいですね。
有名所ではドビッシー等が該当するのでしょうか。
総天然色(←最近はこんな単語使わないですね～笑)でイメージを膨らませてくれます。

2010年07月11日 20時42分44秒

Σ(lllﾟдﾟ)おお！大変な体験でしたね。

まっすぐに道があるように見えた（障害物があるようには思わなかった）というのはありそうですね。
たぶん道路の色と似ていたのでは？Ｔ字交差点ではよくありそうです。（グレー系の車が来ると気がつくのが遅れたり、車はいないと思ってしまうのと同じ現象だと思います）

供養用のモノを触った所を怪我するというのもよく聞く話ですね～
面白半分で触っちゃダメですよｗ
触る時は念を唱えたり、哀れみの心などで触らないと。
それと塩を持参しないとダメですよ～
そのような所に行く時は車の４つのタイヤにも塩をかけ、帰宅後もかけましょう。できれは仏壇に供えた塩で。

私は念珠の水晶がこなごな割れたことがあります。
旅行でバスに乗っていて事故になりそうになった後に気がつきました。ヒビが入るとかなら関係なくありそうなのですが、球形は一番強度の強い形なのにこなごなだったので、身代わりだったのかな～と。
（水晶は所持者の人生が刻まれていくと言われていて悪い事が起こるとヒビ（筋）が入ると言われています）

とにかくご無事で何よりでした＾＾
どんな事でもそうですが、向き合う心のあり方（心の持ち方）は大切ということを改めて気がつきました。

ＵＦＯは出現スポットではないせいか見たことはありません。
知人は見た、しかも乗ったと言うのですが…

九尾さんの書かれたパラレルワールド有りというのも同意です。
見えているものだけが全てではないですからね。芸術家は目には見えないものを見るし～（たぶん）
別の世界を想像するのは楽しいです。（←年齢は関係ない！と言い切るｗ）
でも霊を見るのは怖い…

2010年07月18日 05時27分41秒

Treky

ミス.うーさん

コメントありがとうございます。

そうなんです、とても不思議な体験でした。
でも、自分的には、きっと偶然が重なったためかな～と思っているのですよ。
そう、偶然じゃないと困ります・・・(汗)
もし、霊の仕業だとすれば、わざわざそんな手の込んだ事など必要ないですからね。
それにしても、不思議なのは時速100キロ以上で正面衝突して、誰も死ななかった事、これが一番の不思議です。
世間では、悪運が強いとも言いますが・・・(笑)

ただ、このを体験して良かった事が一つあります。
それは、運転や事故に対してすごく敏感になった事です。
つまり、「安全運転・安全運転」です。
事故は本当に怖いですから。

幽霊探索はこの時以降ＮＧですが、UFO話は大好きです。
UFOの話ならば、人を不安にさせる事もないし、笑って済まされますものね。
私は、宇宙が大好きなので、「宇宙人ご一行様、地球にようこそ～」って思っているのです。
「それで、宇宙人というのは・・・」
あっ、いけない、また笑われてしまいそうだ・・(笑)

パラレルワールドって考え、決してSFの世界だけではなさそうですね。
何年か前、NHKの特集「美しき大宇宙～統一場理論への道」って番組で真剣に取り上げていました。
ヒモ理論というのがあり、パラレルワールド(平行宇宙というより、他の次元の宇宙という考え)について解説していました。

きっと、私達の周りには、目に見えないものの方が多く、だから人は想像して発展していくのでしょうね。
見えないものを想像するのは、絶対に歳など関係ないですから・・・