下鷺 千翔さん
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♪感想♪(11月25日)
本日は快晴の下、ホールに到着しました。
まずは連れの4階B席へ行き、双眼鏡2台のうち1台を貸してあげました(*^^)v
私は3階席でしたが、端っこ。隣の人は着物!
第?部は内田紳一郎さん扮する「オスカー・ワイルド」と沼尻竜典さん扮するツェムリンスキーの対話。
オスカー・ワイルド役は物書きらしく、立って歩いたり、椅子に座ってペンを走らせたり。
ツェムリンスキーはピアノを弾きながら、今日の聴きどころをポイント解説。
照明が実にうまくて、シンプルな中にも対話に引き込まれる要素たっぷりでした。
第?部はオペラ上演。
沼尻氏の登場、京都市交響楽団の演奏で幕が開けました。
スペイン王女ドンナ・クラーラと王女の女友達が舞台を華やかに動き回ります。
双眼鏡で見ると、クラーラ役の吉原圭子さんは赤のドレス、一際美しく可愛い笑顔です(^^♪
侍従長ドン・エストバンの存在感は、何となく不気味な髪型ほどはストーリーに影響を及ぼしません。
女友達は仮面を付けている人の数が多いのですが、常に楽しそうに踊っています。
侍女ギータは少し離れて、少し困った風な表情でときどき現れる、とても優しい性格です。
王女は侍女の言う通りでない、天真爛漫の元気な役柄。
教皇ほか多くの貴族たちから贈られる高価なプレゼントの数々。
その中にスルタンから贈られた「こびと」は小さなピエロのような格好。
こびとは可哀そうに故郷を持たない。
笑われる自分自身を、平和をもたらす使徒と前向きに捉える性格。
中年とも老年ともつかない「こびと」は王女の前で精一杯歌う。
王女が(同情と好奇心で)「愛している。」と言い、「こびと」と一緒に踊り、白いバラを渡す。
王女の愛を真実の愛と受け取り、王女に仕えることを誓う「こびと」。
鏡を見て自分の顔と最初わからなかったが、気づき苦しむ。
こびと役のテノールは気品があり、最後まで力唱されました。
王女役のソプラノは陽気ではつらつとしており、18歳の少女を演じ切りました。
舞台セットはシンプルでありながら、必要かつ十分な装置でした。
最初に現れる正面の大きなカーテンは宮廷の荘厳さを象徴しています。
大きな半分開かれたケージは、されど鉄枠で、王女の心を表していました。
開かれているときは、王女の心が「こびと」を受け入れているとき。
閉じられたとき、王女が「こびと」を突き放ったとき。
白布を取った後の木枠は見事なまでに作品のテーマである『鏡』を演出しました。
喜劇とは違う、物悲しさを包んで閉幕。
拍手は長い間、鳴り止みません。
ブラボー!
心が「こびと」に釘付けにされるオペラでした。
ワークショップやリハーサル、ゲネプロが私の仕事と重ならなければ、感動は倍増していたでしょう。
店先に小さな針金のケージを見つけて「こびと」がいるように思えて寂しかったです。
帰りの駅で美しい夕焼けを見れたのは「こびと」のお蔭です。
今夜が満月であるのも、それだけ王女に対する「こびと」の愛が深かったのだと感じています。
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