下鷺 千翔さん
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海老澤さんは国立辞めて今では尚美で教えているのですね。もう引退の年なのにがんばっていますね。この3部作はすべてみんな別々の作曲によって作曲されていますね。順番通して聴きたいものです。
2008年06月15日 21時07分25秒
二期会の友人に勧められてオペラを見始めてから、もう6年になります。最初に観たのが『フィガロ』、伯爵夫人は佐々木典子さん。素人耳にも、「うまいものだ」と感じた記憶があります。
会場は目白パーシモン、舞台は「これぞ安上がり!」という代物。最近の上野の文化会館の舞台の立派なことに比較するとドジョウとウナギのかば焼きとの違いがあります。
それは、兎も角。私もいつか海老沢さんの公演は一度聞きたいものです。
高橋さんや海老沢さんのように、戦後のモーツァルト愛好家兼研究者は、その著書を読むと楽聖と対比して、神童の流麗な音楽に『酔いしれている』人たちのような気がします。
彼らが極東の地でモーツァルトを「再発見」したころには、ヨーロッパ(イギリス)の音楽学の権威は、神童のオペラは「いずれ博物館行き」になると予想していたのでしたね。結果は「あにはからんや」でしたが。
モーツァルトをオペラ作曲家として見ようとするときに、そのオペラとは何ぞや?ということが気になります。
イタリアオペラか?それとも、どんくさい二流の「ドイツオペラ」の作曲家か?
サリエリは、ウィーンの宮廷のイタリアオペラの権威でしたね。映画『アマデウス』では、確か『魔笛』の舞台でチェンバロ演奏中に倒れたモーツァルトを助けて、自宅に送り届けたと記憶しています。
また、史実でもその愛人とともに『魔笛』を観劇に行っていました。そして、その音楽性を称賛したとか(?)書く人もいるようです。
思いますに、サリエリが彼の牙城であるイタリアオペラの世界で、『フィガロ』の音楽を称賛するはずがないのです。映画『アマデウス』でも、サリエリのオペラの公演後、ヨーゼフ二世がその芸術性を称賛するシーンがありましたね。それに比して、どんくさいドイツオペラの世界では、『魔笛』の音楽に「すばらしいものがある」と云う位のことはしたかもしれません。
サリエリが優れた人格者であったであろうことは、すでに周知のこと(?)ですが、彼も人の子、自分を厚遇してくれたヨーゼフ二世のあとを継いだ皇帝レオポルト二世の治世では、神童と同じく、「左遷組」だたのですから、神童のオペラを余裕をもって鑑賞してくれたでしょう。
モーツァルトのオペラの代表作を『フィガロ』で見るか、『魔笛』で見るかは、その評者の神童に対する視点を反映してはいないでしょうか?
戦後日本の代表的モーツァルト研究者は、『フィガロ』に傾倒するほうが、神童の「革命性」を訴えるのに「好都合」なのではないかも知れません。
でも、神童自身は『フィガロ』でもなく『魔笛』でもなく、『イドメネオ』こそが彼が青春のエネルギーを最大限注ぎ込んだ「愛すべき作品」だったはずなのです。この点を、深く追求している評者をあまり見かけないものです。残念なことに。
2008年06月15日 23時09分30秒
2008年06月16日 01時21分16秒
『罪ある母』は誰に作曲されているのでしょうか。
ぜひ聴いてみたいです。
『魔笛』も『フィガロ』も素晴らしい。それ以上に『イドメネオ』を押される理由を詳しく知りたいです<m(__)m>
2008年06月16日 21時40分21秒
『罪ある母』は事実上残ってないので書き留めておきませんでした。近代だったと思います。現代でも委嘱されてやった人がいるようです。そしてこの3部作をまとめて上演した劇場があったと聞きました。
『セヴィリア』はパイジェルロのがありますね。
僕はイドメネオを押してはいませんが、書法からいって晩年に作曲したほうがもっと充実していたように思えます。
2008年06月16日 21時54分39秒
以前ロッシーニを買わずに
まちがってパイジェルロのセヴィリアを買って
「何か聴いた事ない・・・」と。。。
びわ湖〜
下鷺さん本番も観に来られますか〜
僕は合唱ですが参加しています♪
中ホールなので合唱団も少なめです。
何度かやっていても
演出や指揮者が変わると面白さが増して
とっても勉強になります。
2008年06月16日 23時48分48秒
神童の『イドメネオ』は、さる大学の公開講座でも、モーツァルトがザルツブルクでくすぶっていた時に、ようやく、オペラ作曲の依頼が舞い込み長年の鬱憤を晴らすべく、全精力を傾注して作り上げた作品であるとのことでした。
また作曲技法の面では、まだ、未熟であったとはいえ、彼の作り上げた作品の中では、記念碑的ものであるとのことでした。
それとは別に、妻のコンスタンツェが生前、モーツァルトがもっとも「愛したオペラ」とは、『イドメネオ』であったと回想していたそうです。
この作品と所謂モーツァルトの3大オペラとを詳細に比較し、音楽学史的にみても「傑作」であるとの結論をイギリスの音楽学史研究家は下しています。
この音楽学史家は、3大オペラには当時の他の作品からの「ぱくり」があることを、重箱の隅をつつくように詳細に調べ上げています。「ぱくり」があったからといって、どうのこうのというのは、いささかどうかとも思うのですが・・・。
実は、私も『イドメネオ』はDVDでしか見たことがありません。日本公演は過去にあったのでしょうか?神童モーツァルトは『イドメネオ』を愛したに違いない。台本の一字一句にまでこだわり、曲をつけていったらしいことは、その伝記を読めばわかることです。他の作品とは全く異なるジャンルの作品であるだけに、『なぜ?』という思いはつのります。所詮、愛好家ですので、純粋音楽の視点ではなく、もう少し、素人にも納得できる解説がほしいものだと日頃、感じているだけの話しです。
2008年06月17日 00時42分22秒
イドメネオはMozat最大の作品ですね。代表作になれなかったのは若書きのせいでしょう。でもあの巨大さや長さはMozartの記念碑としてわれわれを完全に満足に導いてくれますね。
パクリはそこらじゅうにあります。バッハにもありますね。要するにテーマは自分で作ってもいいし他のを持ってきてもいいということです。僕もあります。もちろん丸写しではなく自分なりに十分に徹底的に加工するのですね。何でもパクリとして、言葉を換えれば本当は「素材」として作曲が可能です。日本人で多いのは先人の影響を受けた真似事です。あれはパクリではなく単なる丸写しです。個性がとても弱いために起こる現象ですね。著作権侵害ですね(笑)。
2008年06月17日 01時12分10秒
♪XP太郎さんへ
Mozartの妻が最も愛した作品というあたりに、『イドメネオ』を描いたときの情熱が感じられました。
♪菅野さんへ
巨大さは若さゆえの“こだわり”でしょう。無駄を切り取ったり、まとめたりは後年の成せる技だと思うのです。
♪hiroさんへ
本番のホールへは7月20日に行きます。それより先に6月21日のリハも見に行きます(*^^)v
2008年06月17日 22時26分31秒
僕はリングのようなモニュメント目指していると思います。Mozartの初期はどうしても代作を無理やり作ったのでちょっと破綻してますね。ちょっとやりすぎのようなとこがあります。これをコジ時代に作ったら代表作になったでしょう。
2008年06月17日 23時47分58秒
「リングのようなモニュメント」ですか!すばらしい発想ですね。かの吉田秀和さんでも思いつかない考えだと思います。今後の参考とさせて下さい。
2008年06月18日 09時09分20秒
Mozartのオペラは本当は巨大な作品です。ドン・ジョヴァンニは3時間近く、コジはもう3時間越しますね。魔笛はちゃんと完全に台詞をしゃべると3時間近く行きます。アーノンクールがWienでプレミエやったとき全部しゃべらせたらしく3時間越えましたね。
2008年06月18日 17時18分03秒
2008年06月18日 21時04分56秒
ノーカットとは第4幕のことですね。セヴィリアよりは難しくありません。やるときはやります。セヴィリアはメトで最近やりましたが、歌手の声が何度もひっくり返って死にそうでしたね。
2008年06月18日 21時51分22秒
ああ!公開リハですね♪
たぶんキャストのみの出演でしょう。
僕たちは呼ばれてませんから〜
日曜日ですね〜
中ホールなのに
たくさん動く演出なので楽しいです♪
2008年06月19日 23時57分25秒
まあ全曲でも2時間50分かかるので大変でしょう。
2008年06月20日 06時09分42秒
2時間50分ですか。
休憩を入れて3時間と少しくらいかな。
毎年のバーデン市立劇場(オーストリア)の上映はそれ以上だったように思います。
そのくらいなら長いとは感じないですね(*^^)v
2008年06月20日 19時58分58秒
演出の場面転換などで演奏時間がかなり違います。カット無しは2時間50分は少なくとも必要でしょう。カットしてもその都度の拍手が長いとやっぱり2時間50分は越してしまいます。
2008年06月21日 17時07分38秒
先日の公開リハはカヴァーキャストの出演だったようでしたが、いがかでしたか?
2008年06月22日 08時26分59秒
2008年06月22日 18時44分30秒
日本語訳上演ですか?
2008年06月22日 18時55分09秒
イタリア語上演ですよ。
フィガロ役の彼は学生時代
Wキャストでバルトロや魔笛のザラストロなどで一緒に演奏しました。
とても良い声で面白い友人です♪
岩田さんの情熱溢れる演出指導はとても勉強になります!!
2008年06月22日 20時44分13秒
関西弁というのは演出の指示の事ですか?歌の中身の事と思いました。日本ではそういうやり方があるそうですから。
2008年06月23日 01時30分28秒
関西弁のドンジョヴァンニがあるというのを聞いた事がありますよ。
レポレッロのカタログの歌「Madmina」が
普通だったら「おくさーま」とかにするのですが
関西弁だと
「見てみーな」となります。
2008年06月23日 23時12分33秒
関西弁のドンジョヴァンニというのは、多分レチタティーヴォを関西弁に訳すのかな?
2008年06月24日 04時15分59秒
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