下鷺 千翔さん
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びわ湖ホールの2年に1度開催される「夏のオペラ・ビエンナーレ」で岩田達宗氏演出『フィガロの結婚』を鑑賞しました。指揮はベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席カペルマイスターであるキンンボー・イシイ=エトウ氏です。
今回のオペラは、一つ、びわ湖ホールが沼尻芸術監督になってから初めてのビエンナーレであること、二つ、舞台を中ホールに設定し、ノーカット版であるという拘りがある点で注目されました。
今回は僕が同じ場所で2年前に見た、オーストリアのバーデン市立劇場の若々しく優雅な舞台と比べながらの鑑賞です。
ようやく素人鑑賞者の域を超え、自称オペラ好きと言えると思います。
まず舞台は広がりを感じさせる立体的な床、舞台下との階段として役者が行き来する様子、バロック建築特有の城柱と、幕ごとにわずかな小道具が違うものの、大きくは変更しないシンプルさ!そしてシンプルでありながら、登場人物の心の動きを表現している無駄のない装置群に感心しました(*^^)v
演出は、結婚式に参列する花娘たちが、初夜権を巡って自分勝手な様子の伯爵に花を投げつけるシーンや、ユーモラスな使用人に代表されるように、少々過激で現代的なのですが、これがまた見ていてとても楽しい。随所随所に笑いがこみあげてきました。
見終わった後の爽快感は、人間を人間としてストレートに表現した作品の本当の意義が感じられたことと、スタッフさんとキャストの方たちが喜びながら作り上げた感じのすることが大きな理由です。
今後のオペラ上映や2年後へ大きく期待できる演奏会でした(^^♪
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