のぶさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

はじめまして。レスナーをしているtaranosukeと申します。童謡、抒情歌を歌う講座で定期的に伴奏をしています。その講座では、知らなかった！という曲にお目にかかることもしばしばです・・・（なにしろ、初見で移調してくれ、の世界なのです）

色々な場所で童謡の伴奏をしましたが・・アレンジを変えて欲しい、という歌い手さんと、楽譜通りの伴奏で弾いてくれという歌い手さんがいました。それぞれに理由があったので、こちらはそれに応えるだけですが。
でも、中田喜直作品だけは、どうしてもいじれない、というのが実感です。

ちなみに、私は「お月さんと坊や」が大好きです。

ガミさん＞中田先生の作品はピアノ連弾のための
「日本の四季」が大好きです。作品中に「夏の思い出」も登場しますね！童謡、唱歌の類は歌詞の中で歌われている風景ガ現代の街では浮かんで来ないとかふざけた理由で教科書から消えて行っているのは嘆かわしいですな〜…現代に無い風景だからこそ歌で情操するんじゃないですかね〜…


taranosuke＞童謡、唱歌の伴奏難しそうですね…移調伴奏で即興的に原曲を超える伴奏も出てきちゃったりして〜…「お月さんと坊や」聴いた事無いんで聴いて見ますね〜☆

ご返信をありがとうございます！
童謡、ではないかもしれませんが，
［ああ、プランタン、無理もない」も中田喜直氏の好きな曲のひとつです。
伴奏は楽しいですよ！楽譜通りに弾いてくれ、という方々の理由は・・・「全てセットで記憶されているから変えないで」なのです。聴く専門の友人にも、全く同じ事を言われたことがありました。
私は、制限されなければどんどん即興で変えてしまうタイプの人間なので・・・

以前、ある病院でボラ演をしました。半ば夢の世界と現実を行き来する方々の為の病院にて。私は伴奏者でした。


「浜辺の歌」を演奏しました。
「はいっ！」元気な声と共に手が上がりました。
「その歌は、昔、女学校で頂きました」
その後も演奏は続きました。私は伴奏者ですから、無言です。

終演後、別のご婦人が私のところへ。
「中学時代、浜辺の歌、の伴奏をしました。全く同じ伴奏で、懐しかったです」と・・・・

泣けました！だって・・・全くの「新作創作アレンジ」だったんですよ！


痛みが未だにグサグサと・・・