のぶさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

今日はシューマン（ドイツ）の最後の作品

☆天使の主題による変奏曲☆

1954年2月、シューマンは精神の疾患により

生きてはいるけどこの世の人ではなくなってしまい

挙句の果てにとうとう冬のライン川へ身を投じる事になります。

その事件の直前、シューマンは夢の中で天使にある曲を書くよう

執拗にせまられる事に…

作曲の筆を止めると天使は象や悪魔の姿に身を変えて脅かしたんだそうです。

そんな中、シューマンが書いた主題は

遺作、ヴァイオリン協奏曲の第二楽章にも出てくる主題でした。

これ、天上的にキレイなんだけど1939年に出版されるまで

日の目を見る事はありませんでした。

ピアニストを志して無理な練習で手を痛めてピアノ曲の作曲に没頭していた

シューマン初期ですが最晩年、死ぬ間際に書かれた作品が

ピアノ独奏曲である事はとても意味深い物を感じますね〜…

参考音源は見当たらないんで載せられないんですが…申し訳なし…



今日でシューマンは一応最終回です。

例によって登場しなかった作品は後日登場するかも〜…

明日からロマン派を代表する貴公子　フランツ・リストを予定していま〜す。

ロマン派は重要作曲家が多数いてウェーバー（ドイツ）

メンデルスゾーン（ドイツ）他あるんですが

リストとその後、ブラームスを紹介して次世代近現代へ行く予定です。

まだまだロマン派は長くなりますが以後もよろしくお願いしま〜す。

では、今日はこの辺で…

　ピアノ　作曲家　器楽曲　協奏曲