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昨今、「メタボリック・シンドローム」に関するNHKの報道を見ることがある。私も、健康サービス関連の仕事をしている関係で、1万人以上の健康診断のデータの統計をやってみたが、国やNHKで言うところの『40歳以上の男性の二人にひとりはメタボないし予備軍・・・』云々の話は「どうも眉唾」ものだという気がしてきている。
別に、『お年をとってからは健康に気をつけましょう』という国のキャンペーンには異論はないが、医療費削減のために「いささか、こじつけがましい」天の声を聞かされるのはうんざりである。
ところで、「メダカと音楽」であるが、さる「おはなし統計学」の本の中に、二匹のメダカを取り出して、民謡、クラシック、ジャズ、ロックなどの音楽を聞かせて、メダカの「精神的安定度」を検証できるか?という話がのっていた。
各ジャンルの音楽を10分間聞かせて、メダカの「静止時間」の変化を「精神的安定度」の指標にしようというのである。
たまたま、選んだメダカが「セカセカタイプ」と「おっとりタイプ」であり、静止時間の長さが大いに違ってしまったとある。しかし、曲ごとの静止時間の順位にデータを並べ替えて比較すると、案外、「ばらつき」に共通性が見られて、音楽がメダカの「精神的安定性」に寄与するということが「推定できそう」とのこと。
「メタボ」と「メダカ」の違いであるが、信用性はどうも後者の感じが強いような気がする。
そこで、私もクラシック音楽の名曲統計を高嶋ちさ子と諸石幸生の二人の名盤案内の書をもとにデータ集計してみた。
曲のジャンルをちさ子嬢の書籍の分類に従って、?交響曲、?管弦楽曲、?協奏曲、?室内・器楽曲、?オペラ他にわけ、内訳を古典派・ロマン派・近現代派で集計したみた。
結果、ちさ子嬢は協奏曲が大好き、ついで、室内・器楽曲、交響曲・管弦楽曲の順であることがわかった。また、諸石氏は室内・器楽曲と交響曲が大好きで、ついで協奏曲、やや落ちて管弦楽曲・オペラ他である。
思うに、ちさ子嬢はやはりオケをバックにソリストの演奏をしてみたいと思っているのであろう。対して、評論家の諸石氏はペンを手にしてレコードに聞きこむ室内楽や器楽・交響曲の名曲があがってくるのは自然である。
統計とは不思議なもので、「理想的」標本が30例ほどあれば、「相当」の推定・予測ができるものらしい。
しかし、クラシックの名曲を「統計的手法」で推定・集計できるものであろうか?いささか疑問である。
というのも、クラシックの「名曲100選」に類する書籍を20・30冊かき集めることは、さして難しいことではない。しかしながら、そこから得られるデータがクラシック・ファン達の「一般的嗜好」を代表するものとは到底思えないからである。「100曲」選定できるひとは、相当のクラシック愛好家ではないだろうか。
私などは『今日はショパン、明日はマーラー・・・、ムッ?』などと、「セカセカタイプ」のメダカの典型である。さりながら、多少は興味あるので30冊程度の集計を試みてみようかな・・・。(続くかな?)
作曲家 チェロ