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NHK番組:音楽の市民革命

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 今晩のNHK「その時歴史が動いた」シリーズの「音楽の市民革命〜神童モールァルトの苦悩〜」は、稀に見る「教条主義に凝り固まった」モーツァルト番組ではなかったか?
 http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2008_04.html#02

 ゲストは横浜国大の小宮准教授。
 インタビュー出演者は国立音大の磯山教授と高橋英郎さん。

 モーツァルト親子はその生涯で何を目指していたか?高橋さんなどは「骨の髄までご承知のはず」だ。愛する神童ヴォルフガングを有力な宮廷の楽長に就任させること。

 番組で展開された「音楽の市民革命」などという「ストーリー」は、モーツァルトがグルックの後をついで宮廷作曲家の地位をようやく手にした!ということでも、首が180度傾いてしまうような「不思議な話」である。

 稀有な天才芸術家の一生と作品を、日本のマルクス主義的欧州社会経済史観に無理やり当てはめて「音楽の市民革命」というのは、30、40年前であれば、「さもありなん」と納得するひとも多かったであろう。

 しかし今は優れた「モーツァルト論」が多々出版されているので、今晩の番組ようなモーツァルト論を聞かされると『空いた口が塞がらない』。

 作曲家 チェロ


日付:2008年04月09日

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このブログ(日記)へのコメント

Shigeru Kan-no

Mozartは結局Kammerkomponistになれなかったので、ひとりでその才能を使って音楽だけで食いつないでいこうとした典型ですね。結局は失敗しましたが、その後を追ったのはBeethovenでしたが、彼も生きる道はKammerkomponistではなかったものの、貴族の委嘱との関係なくしては語れませんね。続くSchubertも犠牲者でした。その後サロン音楽が発達して、楽譜の売り上げでかなり食っていくことができました。現在貴族も無くはそのコピー技術とと難解さによって楽譜の売り上げでも生きていけない時代になってきましたね。

NHKは誰にでもわかりやすい番組をいつも心がけているようです。でもそればかりを優先させると必ず質の低下を招くのがNHKですね。いつもだめな公共放送局です。

2008年04月10日 01時14分36秒

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