巨匠マドモアゼル・マダム・キタローさん
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→ 続きから
36.ベートーヴェン:ソナタ27番op.90 第1楽章 → 3/4拍子をきっちり捕らえていない。crese. decrese. の記号が大雑把に聴こえてしまう。もっと劇的な要素なのだが、ちょっと、軽い感じ。
細かなフレーズが雑に演奏されるのが好ましくないと思う(再現部の前辺り)。…☆☆☆
37.モーツァルト:ソナタ第13番KV.333 第1楽章 → 流れが安定している。粒も中々、綺麗にまとめている。
やや、ダンパーペダルの入れ方が少し違和感が有るものの、先へ歌う意欲は素晴らしいと思う。
欲を言えば、crese. decrese. の変化不足と、短長の変化の反応、終盤が、少しもつれたのがちょっと惜しい。…☆☆☆
38.シューベルト:ソナタ第19番D.958 第1楽章 → 流れがあると思うが、もう少し劇的な対比性が欲しい。最初の決断するような響きが少し甘いようにも感じる。
展開部からの、右手のパッセージが少し浮わつくのと、左手も場面に寄っては抜きすぎる面がある。
同じ、展開部の響きを厳しく鋭く捕らえていない。ペダルが少し長く深く踏みすぎる(細かく踏み替えを)。…☆☆
39.ベートーヴェン:ソナタ第8番op.13「悲愴」 第1楽章 → 和音の鳴らす技術不足が少々、気になる。ダンパーペダルの切り替えが耳で捕らえていない。
まだ、譜読みの不安定もある。未消化な演奏になってしまった。(拍子感も失ってしまった。) …☆
40.リスト:リゴレット・パラフレーズ → 序奏のパッセージが弾き切れないまま、次へ。(パッと見は、綺麗には思うがかなりハッキリと打鍵をしていない。)
少し、テーマのメロディーの後のアルペジオの和音の音が問題があるかも。
自由な優美感が出てこない。
色々なパッセージが軽く透明感が出てこないのが残念。…☆☆
41.柏木俊夫:組曲「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」より「荒海や佐渡に横たふ天の河」 → 詩的な曲想は、自身で捕らえていると思うが、右手の表現がやや乏しい。エチュードのように弾かないで、もっと、crese. decrese. を付けてドラマティックに奏でて欲しい。
音色の変化を付けて欲しいと思う。一色単になりがち。クライマックスも今一つ訴えが弱い。…☆☆
42.ショパン:ワルツop.64-1「仔犬」+ 練習曲op.10-12「革命」→ 仔犬は、音が軽くて雰囲気は良いのだが、ややダンパーペダルが長めに踏みすぎる。crese. decrese. の記号をもっと極端に付けて欲しいと思う。
革命は、最初の7の和音の響きが弱すぎる。左手のパッセージが、ダンパーペダルで鳴らし過ぎるのは良くない(踏み替えは細かく)。右手の表現が狭い。もっと激しくしないと表現が薄い印象。…☆☆
43.メトネル:4つのおとぎ話op.26 第3,4番 → 3番は、歌心はあるのだが、やや右手のラインが表現が薄くなる時がある。語りかけの歌はもっと自身から問いかける訴えを出して欲しい。
4番は、やや消極的な表現に思う。場面の切り替えがむやうやになりがち。右手が重要だと思うがバランスが少々良くない。休符を活かすなら呼吸をして欲しい。…☆☆
44.リスト:巡礼の年第3年「4.エステ荘の噴水」→ 少し音が抜けるのもあるが、響きをよく捕らえているし、歌心をよく出していると思う。テンポが少し急ぎ気味かもしれない。
中間、左手の動きが表現不足を感じる(ダンパーペダルも踏みすぎる感がある)。…☆☆
45.サティ:お前が欲しい → やや固い感じがする。もっと、シャンソンの要素を取り入れて欲しい気がする。
中間部のテンポが早くなってからがバランスが崩れたのが惜しい。音質も濁り気味。…☆☆
46.バッハ:パルティータ第2番 シンフォニア → 音をストレートに鳴らすのだが、もっと、堂々と風格のある序奏にした方が、とも思う。表現の幅(音量)を設定しないと印象が薄くなる。
左手の4分音符が切れ切れになるので、メトロノームっぽい演奏に聴こえてしまう。…☆☆
47.ドビュッシー:ベルガマスク組曲「3.月の光」→ 前向きな音楽が表現されていない。序奏が止まってしまうかのような運び。うねりが、全く無い。9/8拍子のテンポ感が一定していない。
一本調子な感じのままで終わってしまった。…☆
48.バラキレフ:ひばり → 開始の単音の音に、溜めが効いていない。最初の4音で、その世界観を作らないとなのだが、終始軽いまま。もっと歌い深く奏でられないか?と思う。crese. decrese. の記号表現に達していないのが残念。メロディの回りを的割りつくパッセージが、安定していない。
アルペジオにやや異音が交じるため、集中力に欠ける。
49.ショパン:ノクターンop.48-1 → やや軽めの音質ながらも左右のバランスが良く取れていている。集中力のある演奏。響きを耳で捕らえている。
盛り上がる中間部のオクターブをギリギリまで抑えてコントロールしているのも中々。ただ、少しあっさりと先へ流れたのが残念だが、全体的な造りは中々なもの。…☆☆☆☆☆
50.スクリャービン:12のエチュードop.8-4,12 → op.8-4は、音質は良いものがあるのだが、途中、さ迷ってしまったが、曲のまとまりは綺麗にしてると思う。
op.8-12 → ダンパーペダルが深く踏みすぎる(細かい切り替え不足)。
右手のテーマが、ここぞ!と言う場面で、腰抜けになる部分がある。crese. decrese. の表現が不足。一本調子な感が拭えず。…☆☆
51.ショパン:即興曲 第2番op.36 → 最初から歌うのだが、変な箇所にアクセントが付いたり、テーマに入ってからも、間延びしたりと趣味があまり良くは感じない。フレーズが作図的過ぎる。流れが止まるのは良くない。
中間部のD-durの部分は、益々、自我が、強くなるばかり。テンポが揺れまくりで、かなりのカルトな演奏に聴こえる(個人的には中々面白いのだがコンクールとは無縁な演奏)。つっかえ有り。…☆
52.バッハ:イギリス組曲 第3番 プレリュード, アルマンド → プレリュードは、前向きなタッチが印象的。少し、ダンパーペダルが入ると煩くなる傾向があるが、流れを失わず、良い落ち着いた演奏。
アルマンドは、さっぱりとベタつかない運びと、線の太いメロディーラインを作り出していて安定感がある。…☆☆☆☆☆
53.ラヴェル:水の戯れ → 最初の右手のパッセージが抜けたりしてしまうのが惜しい。ポキパキとタッチを明確にしたいところ。ppに意識を取られ過ぎていないだろうか?高音域の重音トレモロの後のグリッサンドが、勝手に速すぎたり、その後のテンポが遅くなるのは良くないだろう。ここぞ!という音は抜けてはいけない!
最後まで、テンポがかなり揺れまくり。意外にラヴェルは精密さも必要。カデンツァも少し雑にし過ぎる。…☆
54.ラフマニノフ:楽興の時 第6番op.16-6 → 伴奏音型は豊かで良いのだが、テーマとなる外声の音が抜けたような音色が続くので、ハッキリと何を伝えたいのか、が判らず、途中、さ迷い、棄権してしまったのが残念。諦めず、全部弾いて欲しかった。…☆
55.モーツァルト:ソナタ第7番KV.309 第1楽章 → 音質的には良いのだが、前打音の入り方に違和感がある。多少、不安定な要素もある(迷う部分もある)。展開部に直ぐに入らずワン呼吸置いて欲しい。
拍が甘く部分も、かなり露出してしまう。ちょっと、一本調子が残念。…☆
→ 続く
鍵盤楽器 ピアノ