TBS　さんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

ここだとコンサートホールは金がかかりすぎるので教会でやる方が多いかな？

欧州のようにクリスマスのわくわく感を教会の方々と一緒に味わいたいという指揮者のコンセプトで、本公演とは別に毎年、教会でクリスマス・オラトリオ抜粋の演奏会を開催しております。
伴奏はオルガンだけ。キリスト誕生のお話を日本語で入れながら、演奏しますので、堅苦しくなく曲を理解していただけると思います。
近々、演奏会のご案内をＵＰします。

これにも格があります。リリングの様に普通の入場料とっても満杯になる場合は1から3まで、かけだしの若い指揮者は1から6全曲。田舎町の教会は入場料では入らないので演奏会後の自由献金。

クリスマスオラトリオは日本の第九の様に演奏会回数が多いですね。「メサイア」は反ってめったにやらない。あれは特にアドヴェントのオラトリオではありませんからね。

TVはどこの公共放送でも会年恒例で「クリスマス・オラトリオ」だけは全曲放送します。アーノンクール、リリング、リヒター、ガーディナー、ヘレヴェッへ、トーマスカントゥアなどの古楽の有名人はどっかの美しい教会選んで全曲撮ってありますね。僕はチェリビダッケのとこで少し学びましたが、本人は頭では完全暗譜して覚えていてもミュンヘンなどでやって形跡なし。

実はこの曲は演奏時間が長いのでやっぱり曲を頭にいれていないときついです。ここでも完全に板に付いたのはアマチュアなどの活躍と、リリングなどのトークコンサートのおかげが多いです。

ケルンのフィルハーモニーでは21日だけノイホッフと言う指揮者がアンサンブル組んで全曲やりますね。コンサートホールではこれ一回だけですが教会ではそこの教会音楽家が中心になって多くは自前で良くやります。パート譜なんかも地元の音楽図書館で常備して何時でも貸し出せる様になっています。