Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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ケルンの公開プローべ、8月20日、フィルハーモニー

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2009・10の新シーズンが始まった。このマーラー・チクルスはギュルツニッヒのオケで一昨年は6番、去年は5番を聴いたと記憶している。今年は同じ時期に4番、このほか9月には放送響でも同じのがかかる。

公開プローべは30分だけなので全部は入らないが、乳幼児などの子供を連れて来やすい。事実上はいちいち止める練習ではなくてG・Pのようなものである。

最初は第二楽章から。学生のときの指揮科で散々暗譜させられたのでスコアなしでもいつ何が出てくるか良くわかる。でもそれほど批判的になり要求が高くなる。オケは今世界的大流行の双頭のヴァイオリンで、ほぼオペラのピットのような16型の並び方。でもこの曲は3管ないので14型でも十分できてしまう。コンマスはどこからか借りてきた客演。あのヴァイオリンのボロさから見てたぶんB級オケの人であろう。ソリストを指揮してはならないが指揮したくなるほど言いたくなることはいっぱいあった。ステンツのテンポはブーレーズやギーレンと同じくちょっと速め。ワルターやバーンスタイン、クーベリックのような伝統はない。ただ現代音楽指揮者の流行の物まねという感じでクラシック・レパートリー物の経験のなさを感じさせる。

次に第一楽章。やはり若干速め?チェロが中央にあるので第二主題はちゃんと聴こえてこない。ピットの中だったら良かったのにコンサートホールになるとセッティング・ミスがもろにわかってしまう。こちらはフルートの第三主題の入りも正確に暗譜しているので一小節早いとすぐにばれてしまう。ヴァイオリンの高音域のパッセージの汚いこと。ピアニスト出身の指揮者はこういうのに耳が追いついてこない、一種のつんぼ状態である。

 作曲家 指揮者 現代音楽 ピアノ 交響曲


日付:2009年08月22日

4件のコメント

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このブログ(日記)へのコメント

チェロが中央と言う配置だと「古典配置」ね、近代以降では低弦部を右端に
配置するのが主流の中、最近になって低弦部を中央に配置するスタイルの
編成も増えているようね・・・

録音機材は、どんなんだろうね・・・録音機材がよくなってきているのもあるけど
昔よりも低音の表現力(専門的には収音と言います)がよくなってきているので
オーケストレーションする際は、低弦が中央にあった方が響きのバランスがよいように感じますね・・・

サイドに置くアンビエンス効果用マイクも薄く効かす程度で自然な拡がりを実現
してくれますしね・・・

ただし、チェロ奏者にとっては、技量を試されるような感もありますね・・・
何故か、音の発音が遅れ気味になるために音が埋もれてしまいがちになります
それを予め予測して運弓の初速を速くすると「速いよ」、と、言われたりもします
だからね、チェロなど低弦は難しいのです。

私も、いちよう奏者なのね・・・何の エヘヘ!

音の世界に戻りたい・・・音楽したいね フゥウッ!


ではまた。

2009年08月22日 05時54分21秒

Shigeru Kan-no

問題はチェロが良く聴こえないんだよ。何でも管でも流行にまねしないほうが良いね。

2009年08月22日 06時56分45秒

管弦楽に限らず室内楽でもそうですが、チェロなど低弦部を中央配置した編成は
奏者の技量が顕著に出ますね・・・

録音の場合は、天吊りマイクは中央だし補助マイクなどを使う事も出来ますが、
ホールの生演奏で「隠しマイク」を使って「タイムアライメント」などでバランスを
補う事もしますが、ホール手前と奥では群遅延が大きくなり低音域の位相回転
が起こり、音の拡がりに「うねり」が出たりしますから、下手にPAは出来ません

ホール生演奏で、低弦を中央配置すると、セッティングが難しく、裏方の技量と
奏者の技量が試されますね・・・でも、ヨーロッパなどではむしろ主流だけどね


何だか世界に入りそうなので、この辺で切る。
自分の家に戻って「紅茶」しよう・・・


ではまた。

2009年08月22日 16時55分50秒

Shigeru Kan-no

生だからマイクは使わんのよ。一番聴けるのはオケの右側だね。キューイングちょっとやりづらいし、合わせにくいけどやはりメロディーはで出て来ないとちっとも面白くない。

最近の指揮者ってアホだからみんな人の真似すんのよ。コンバスもティンパニの後に配置していたね。結局WPやノンリントンの丸マネじゃん。

2009年08月22日 17時24分25秒

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