Shigeru Kan-noさん
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このブログ(日記)へのコメント
2010年07月02日 21時41分21秒
そうですね。日本のオウムがそういう名前ですね。パリのアンサンブル・アレフは1983年にできたらしくこちらのほうが古いです。多分オウムが勝手に真似したのでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3...
2010年07月03日 17時44分44秒
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今回は8人の若手作曲家が世界中から満遍なく選ばれた。其ロックボック似はすべての譜例が掲げられているが全てのスコアがコンピューターソフトでかかれる時代になり手書きのスコアは過去の物となった。各曲の演奏時間は約9分弱。
第一曲目のマーリン・バングは1974年生まれのスエーデンの女性作曲家。「Face and Moon Splinters」の譜面はかなり図形楽譜に近いが、出てくる音楽は通常的に乾いている。
第二曲目のアレクサンドラ・フィロネンコは1972年にウクライナに生まれ1996年からドイツに移住した女性作曲家。「Das drückende Fehlen eines erschaffenden Raums・・・」はロシア風に繰り返しが多いが、同時に反アカデミックに新鮮に聴こえる。
第三曲目のバブロ・ガラス・サラマンカは1983年生まれのチリの作曲家。順次進行が多くかなり保守的な音楽に見えるが音にしてみると以外に新しくてすっきりと耳にやってくる。
第四曲目のカミモト・マリは1975年に神戸に生まれ、芸大とパリ音楽院に学んだが、「Parfum de la nuit」は日本的には聴こえず、フランス語の歌が入っているが多めの特殊奏法は発展途上の感じがする。
第五曲目のニコライ・クルストは1982年生まれのロシア人。「Prometheus. Sliding time」はスケスケの譜面だが、ちょっとグリッサンドは多めだが前作のカミモト作品とのトラックの違いに気がつかなかったほど傾向が似ていた。
第六曲目のアナリア・ベアトリス・ルックダールは1972年のアルゼンチン生まれで今はカナダにいる女性作曲家。「Kre pouc te」はやはり順次進行的だが、同僚のチリの作曲家よりも遥かに横の線が強く書かれている。声楽協奏曲のような声の工夫された音形に特徴がある。
第七曲目のイタリアのローマに1984年に生まれたヴィットリオ・モンタルティの「Nu descendant un escalier」は奇をてらわず、大先輩のサルヴァドーレ・シャリーノを思い出すような合理的な譜面を書く。其美しい多い音達はドナトーニをも思い出すが、其後に無音の雑音の世界に行ってみたりリズムの陳列の世界も周遊したりもする。
第八曲目のギリシャに1978年に生まれたニコラス・ツォルツィスの譜面はやはりギリシャ的でクセナキスやアペルギスなどを思い出させる。定形どおり乾いた音で始まり後に対位法的な空間を駆け巡る。トレモロの点描は以外と新しい感覚だが次第にアカデミックな領域に嵌まり込む。
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 交響曲