Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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最初の日本文化センターの方は30分で打ち切らなければフィルハーモニーの方に間に合わなかった。この日は更に同時刻にケルン大学でも日本人の電子音楽の紹介がされていた。

Freitag, 30. Oktober 2015, 20.00 Uhr

Tomonari Higaki

Prisonnière (2013)

Slower than lent, softer than piano (2014)

The Sea of Fertility (2009-2011)

Deutsche Erstaufführungen

Klangregie: Tomonari Higaki
こう言った少ない現代音楽の聴衆を奪い合うオルガニゼーションはやはりやめてほしい。

最初のWatababe・Yukikoの「音楽」は事実上のパフォーマンス。日本的なものしか認めないドイツの聴衆に売り出すには最適な作品であろう。ただ音だけになると沈黙が多すぎるのでCDやFM放送にはそぐわない。9分。

キリアン・シュヴォーンの作品はライブエレトクロニックみたいで単なる増幅らしいが間や雑音など非常に日本的に作られている。10分。

これで打ち切りオケのコンサートに30分で行く。7時から解説があったはずだかこの梯子のために聴くことはできなかった。何て全体的に悪いオルガニゼーションであろう。

最初のヤクブ・サルワスはテーマがポーランドの作曲家であってもケルンの音大で勉強した単なる順送りの感がする作曲家の選定である。オケを各グループに分けて分割しているがまったく意味がない。またプレペアード・ピアノの増幅とキーボードで始まるが、ここまでは良いとしてもすべての特殊奏法の経験がしてみたくてしょうがないような形式感の欠如。つまらない15分を過ごしてしまった。1122・333だか金管はそれぞれ3部分にも分かれる。弦は「弦チェレのような」2組+弦楽四重奏曲のカオス。

ルトスワフスキ―の「アンリ・ミショーの3つの詩」は昔から良く引用される有名な曲である。自分は柴田南雄の放送大学の放送や、現代音楽の授業で知ったが、今回やっと実演に接した。当時複数の言語が使われているということで非常に興味を持ったがなんかの聴き違いでフランス語だけみたいだ。当時としては技術的に画期的な合唱曲。指揮者は2人でシュトックハウゼンの「グルッペン」のように進めていくようだ。ドナウエッシンゲンを終えたばっかりのエトヴェシュの他に合唱指揮者がもう一人。テンポが良く無くなる20人の合唱はオケの前。昔ポーランドのプリビスキに習ったように作品構造はルトスワフスキの典型。ピアノは贅沢に3台並べているが2台しか使わないでもう1台は先に使ったプレオペアードのため。3232・3220の20分。

ペンデレツキの「広島の哀歌」は昔井上道義の新日フィルで東京文化会館で聴いたきり。当時の精巧な鋭い演奏は今でも忘れない。オルフの「カルミナ・ブラーナ」の様のに最初で最後の最高傑作。コンマスがコンサートの前にA音で真面目に音合わせやってた。ほとんど駒の後ろしか弾かないのにバカらしい。解放弦を触ってしまう「ミス」が多い。今回の音響はムジークフェラインみたいなホールのせいか耳が慣れたのか柔らかく優しく響くのが印象的。8分10秒。

最後のポーランドの近代音楽の父の印象派のシマノフスキ―の三番「夜の歌」(1916)は4管編成、ホルン6、クラリネット5で合唱がいくらプロとはいえ少なすぎる。意外とヴァイオリンのソロも多くスクリヤービンの5番や「神秘劇」のように聴こえる。25分。



30.10.2015 Freitag 20:00 Uhr
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Musik der Zeit - Lied der Nacht.
S. Davislim, WDR Rundfunkchor Köln, M. Chiacchiarini, WDR Sinfonieorchester Köln, P. Eötvös, M. Struck-Schloen: Lutosławski, Penderecki, Sarwas, Szymanowski
Kölner Philharmonie

Steve Davislim Tenor

WDR Rundfunkchor Köln
Mariano Chiacchiarini Einstudierung

WDR Sinfonieorchester Köln
Peter Eötvös Dirigent

Michael Struck-Schloen Moderation

Musik der Zeit: Lied der Nacht

Krzysztof Penderecki
Threnos. Den Opfern von Hiroshima (1960)
für 52 Streicher

Witold Lutosławski
Trois poèmes d’Henri Michaux (1963)
für gemischten Chor und Orchester

Jakub Sarwas
Night Train (2015)
für Orchester
Kompositionsauftrag des WDR
Uraufführung

Karol Szymanowski
Sinfonie B-Dur Nr. 3 op. 27 (1914–16)
für Tenor, gemischten Chor und Orchester
"Das Lied von der Nacht"
19:00 Uhr, Konzertsaal : Einführung in das Konzert mit Jakub Sarwas und Michael Struck-Schloen


Website des Veranstalters:
Westdeutscher Rundfunk Köln

Westdeutscher Rundfunk

39,-
33,-
25,-
16,-
14,-
8,-
| Z: € 25,- zzgl. Vorverkaufsgebühren

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2015年11月01日

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