Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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281. ギルツニッヒの「英雄の生涯」1月24日、ケルン

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281. ギルツニッヒの「英雄の生涯」1月24日、ケルン

ジークブルクの図書館のコピーはタダなので何か楽譜をコピーしようと行ってみる。時間が無いのでフンパーディンクのチェロとピアノの小品を試みる。オペラの解説書が1ユーロで放り出されてたので演劇とコンサート・レパルトワーも含めて全3巻3ユーロで買ってくる。現代音楽リートの専門の解説書も出されていて最新版は豆本だが1000ページを超える。これでオペラは3冊目になった。中学時代から愛読した音友の「名曲解説全集」みたいなものである。

ケルンでは久しぶりにCD屋に行く。リポル・ペシェックのドヴォルザーク全集が安いので買ってくる。かつてはコシュラーなどと並び称された指揮者だが、チョコ・フィルは2回とも若手のでももう若くはないノイマンみたいにビエロフラーベックに取られてしまった。

その後で楽譜屋に行って3週間前に注文したベルリーニ「の夢遊病の女」のスコアを買ってくる。最後にローマにいたときに欲しくて買おうとしたら次の日にもう店じまいで全く開かなくて残念を見たのだ。

夜7時からの解説は何時もの指揮者が出て来て始まる。スイス人の小柄なパトリック・ハーンの司会はジークブルク作曲コンクールにも入賞してもうケルンの現代音楽の解説をやめたと思われたが、実は数年前とは全く変わっていて太って剥げて別人のようになっていた。ここでもさすがにアメリカの新大統領の皮肉から始まる。指揮者に今回のプログラミングの何が面白いかの質問から始まる。「快楽」と言う単純な言葉だけが返ってきて、このケルンが「ドン・キホーテ」の初演などで切り離せないことなどが強調される。今でもフランクフルト音大のチェロの教授をやめないで指揮活動に来ているらしい。指揮者の前は20年オケで弾いてたらしいが、トーマスのように親の紹介で指揮に転向。ブリテンの1920年代から30年最初に書かれたピアノ協奏曲の解説から始める。

第二楽章のワルツはショスタコーヴィッチのようにグロテスクだというがマーラーや現代音楽聴きなれた我々の耳には録音でちっともそうは感じない。壊れたラヴェル。第一楽章はトッカータ。今日のピアニストはリーズのピアノコンクールで東洋人で初めて入賞した当時18歳の韓国人らしい。第三楽章は即興曲でサティを思い起こされる。終楽章はグロテスクなマーチ。以上は当時のS・リヒテルの演奏。

ホルンの特徴あるR・シュトラウスの作品40はロート指揮のSWRの録音。Face・Bookのタイム・ラインのように絶えず音楽が移り変わるそうだ。

ロビーはウンスク・チンの楽譜の展示会?何時から韓国特集になったのだ。まあー、良く書ける秀英作曲家

本番の「イドメネオ」序曲はピリオドの10、10、6、4、3.「ドン・ジョヴァンニ」のような演奏会用の結尾もないのにどうしてこれを演奏するのかはイドメネオも「英雄」としても謎で中途半端に終わる。5分。

ブリテンの協奏曲は近代音楽だがプロコフィエフみたいに荒いリズムで若干繰り返しが少ない速い第一楽章。大きな2管編成。長くここで終わりそうなカデンツァ。第二楽章はまじめな楽章。「ピーター・グライムス」のパッサカリアようなコンバスのピッチカートが特徴だが中間部で協奏曲らしく速くなる。第三楽章ブルー・ノートみたなスケール。第四楽章で再びプロコフィエフに戻る。ロシアやバレエの「ロメオとジュリエット」を意識したのか増減法でクライマックスを築いてはっきり終わる。35分。

「英雄の生涯」はおおよそ前回書いた。同じチェロなのに先ほど死んだハインリッヒ・シフより耳が良いとは思えない。第二ヴァイオリンがファンファーレの少し前でみんなG線を少し上げたように見えるのはどうしてか?スコアに書いてないので謎だ。シンバル2人。ホルンがシュトットガルトのように鳴り捲らないのは残念。「ドン・ファン」の弦楽の伴奏がガチガチと煩すぎる。最後のトランペットの最低音のEsは普通のBb管では出ないが管をめいいっぱい外れそうになるまで引き出すと可能である。何時も1時間に1本の電車が出発する時間に終わる。拍手をしないですぐ脱出。46分40秒。



24.01.2017 Dienstag 20:00 Uhr
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S. Kim, Gürzenich-Orchester Köln, M. Sanderling: Britten, Mozart, Strauss
Kölner Philharmonie

Sunwook Kim Klavier

Gürzenich-Orchester Köln
Michael Sanderling Dirigent

Wolfgang Amadeus Mozart
Ouvertüre
aus: Idomeneo KV 366 (1780–81)

Benjamin Britten
Konzert für Klavier und Orchester op. 13 (1938, rev. 1945)

Pause

Richard Strauss
Ein Heldenleben op. 40 TrV 190 (1897–98)
Tondichtung für großes Orchester

Pause gegen 20:45 | Ende gegen 22:00
19:00 Uhr, Empore : Einführung in das Konzert
Eintritt nur mit gültiger Konzertkarte

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2017年01月26日

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