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341. 演劇「ドン・キホーテ」Don Quijote、

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ケルン、6月1日
早朝の豪雨で電車が6時から止まり、10時になっても復旧はせず、車でヘンネッフまで行く羽目になり非常に多くの時間が失われた。電車が動いてもまともにスピード出せないのでボンはカットすることになり直接ケルンに直行した。楽譜をコピーして送り、音楽図書館に回り払い下げの現代ピアノ曲12冊分を買って来た。

「ドン・キホーテ」と言うと知ってるだけで2曲のオペラ作品があるが、マスネのは未だに当たったことが無い。ハンス・ツェンダーのはGPから本番まで付き合ったが、特徴的なのは音楽無しの場面で絵だけ見せて「音楽」としたことだが、「4分33秒」その部分は録音物にならないのでCDの商業向けではない。

この演劇版は小学生の子供たちが学校ぐるみで来ているらしく出入りがかなり騒がしい。オペラで働いている片腕のおっさんも客を席に着かせるために整理してる。まず初めにオペラの言い訳男みたいのが出て来て3時間かかる事や90分後の休みを入れることをホラとしていい。カットが多いことを断って、そのまま260ページの台本の弁士の中に入る。4人分の弁士の譜面台が用意されているが3人だけ出て来て、後の一人は遅刻して、テキストを忘れたとか言い訳をし、そのまま下がってまたすぐ出て来てギャグが始まる張本人がドン・キホーテの役であった。若い役者でサンチョパンサの髭面の男がドン・キホーテの役に相応しいほど配役が逆になっていた。

舞台は大きなテレビがあって家にキャンピングカーが付いている。この演劇はそれらしく当初から話の筋が荒れている。テキストさえもめちゃくちゃになっているが暗記しており、演出が台本通りではなくてオペラと同じく読み替えて非常に現代的にアレンジしてある。時々マイクを入れてしゃべり、客席に入って聴衆に質問する。その人から食べ物を貰い食べながら更にその余った分の食いかけをまた別の聴衆にやって食べさせる。

一昨日プレミエしたばかりの舞台と演技は新鮮である。ドン・キホーテは一旦村に帰る。村では女が手と洗濯機で選択している。また聴衆の中に入って行って質問。舞台では犬同士の様な腹の探り合い。噴霧器が出て来てパーティーの紙屑が撒かれる。ヴィデオで南の島の海岸の風景。マイクを通された声がライブ・エレクトロニクス変調される。また客席に入り、通路の有無に関係なく動き回る。

自家用車とトラクターのタイヤを馬代わりに移動する。ぬいぐるみを忘れる。 TVカメラが出て来て今演技中の映像をスクリーンに流す。扇風機で吹雪を作る。ドン・キホーテは空中を回る。家の脇にオルガンの演奏台があるが弾いて見せるわけではない。

4体のマネキンが出てくるがライトの目つぶしに合う。ドン・キホーテはマネキンを切りつけ首を取ってみせる。上から大量の箱が落ちて来る。上の屋根だけが持ち上がる大きな仕掛けの上で演技。代わって水の中のシーンは音響が上手く噛み合っている。霧と光の調和が素晴らしい。

血の赤い色を塗る。キャンピングカーの中でのダイアローグはスクリーンに大きく映し出される。今度は映画の「スター・ウォーズ」のロボットや動物や王女様の服装と音楽。映像にはドン・キホーテのことを「スター・ウォーズ」と同じ映像に作り変えで出てくる。宇宙の星々の映像。安っぽい下手な真似事は聴衆を笑わせる古典的ギャグの始まり。光るサーベルで戦う。またキャンピングカーの対話が丸写し。それとは別にチンパンジーの喧嘩と交尾の映像。

裸の女装のドン・キホーテ。ヴィデオカセットのテープでぐりぐり巻きにされ倒れる主人公。サンチョパンサが馬を引き連れる映画の映像。

帰りのガルデローベではあの片腕も係員が自分の重い2個の荷物を片手で取ってくれた。

nach Miguel de Cervantes

Alonso Quijano ist ein Müßiggänger von einfachem Adel. Abseits allen Trubels frönt er in der ödenspanischen Provinz Mancha einer einzigen Leidenschaft: dem Lesen von Ritterromanen. Bis er eines Tages beschließt, selbst ein fahrender Ritter zu werden. Fortan nennt er sich Don Quijote de la Mancha und macht sich daran, die Wirklichkeit, die er sich erlesen hat, in die Welt zu überführen. In dem Bauern Sancho Pansa findet er einen treuen Knappen, der Frau und Kinder zurücklässt, um Don Quijote auf seinen Abenteuern zu folgen. Und da ein Ritter ohne Herzensdame wie ein »Baum ohne Blatt« ist, erwählt er ein Bauernmädchen, in das er als Junge heimlich verliebt war, seine mythisch ferne Dulcinea von Toboso zu werden, der seine ganze Minne und alle seine Taten gelten. 

Nach seiner Inszenierung des CYRANO DE BERGERAC setzt sich der Regisseur Simon Solberg erneut mit einem der großen Stoffe der Weltliteratur auseinander, mit der Macht der Worte und des Willens und mit der Frage, was geschieht, wenn die Fantasien des Einzelnen auf die ihn umgebende Gesellschaft prallen.
Besetzung
 
Nikolaus BendaStefko HanushevskyBenjamin HöppnerJustus MaierAnnika Schilling
Regie
Simon Solberg
Dramaturgie
Nina Rühmeier
Bühne
Simon Solberg | Franziska Harm
Kostüme
Franziska Harm

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2018年06月03日

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