Shigeru Kan-noさんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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363. ボンの「ジョコンダ」のプレミエ、元旦、2019年、

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演奏会形式、LA GIOCONDA

予算がないので演奏会形式となるがやはり舞台上演寄りは格段に評価が落ちる。演出というハンディがないので完璧にできてどこでも当たり前なのだ!これは32年前ウィーンに来たばかりのシーズンで国立歌劇場で見損なったが、たった2回の上演でさらにその年以降は舞台のレパートリーから降ろされて全くチャンスが無くなってしまったが、その壮大な舞台の写真だけを見てさすがに打ちのめされたものだ。

今日は元旦で近くのベートーヴェン・ハウスだけではなく百貨店などのテンポも全部閉まって何も面白いものが無いせいか日本人観光客も最後の楽しみに当日券で見に来てた。

今回も納税者の市民にやさしくオケを最大限にケチって10型であろう、10、8、6、5、4の規模。6時から始まって8時15分終了?3分の1のカット上演の計算になる?チンバッソはイタリアオペラならでは、コルネット2はここでもベルリオーズの管弦楽法が生きている。ピッコロ打楽器2、ハープヴァイオリンなどの弦がピットでないので十分に大きく力強く聴こえる。

ケルンの韓国人の歌の学生が2人脇役で入っている。この指揮者はそんなに前任者のラコンべのように音を徹底的に変えることはできないようだ。ドイツ人の指揮は総じて音が汚い。特に弦の音が変えられないので生の粗野な音響そのままになる。リズムや強弱は徹底するがどうしても美しさそのものを徹底することができない。特にfffの高音がケルンと同じように汚くなる。この世代は伝統的な東ドイツ特有の音の作り方を失ってしまったようだ。

東欧系と思われるバリトンの声質はケルンよりも落ちる。イタリア人ではないのかイタリア語が凄く曖昧に聴こえる。テノールはなかなかテンションが高くて良い声だがエネルギーそのものを早く消費してしまって最後まで行くか心配になってくる。ドン・カルロを思わせるようなテノールとバリトンの二重唱。韓国企業が日本企業から技術を盗んで現在素晴らしい製品を作っている様に、日本声楽界も韓国声楽界からどんどん技術を盗んで良い声を作って提供してくれ無いかと思うこの頃である。

合唱から抽出したバスやテノールのソロはやはりソリストたちよりは格段に落ちる脇役そのもの。テノールのソロはようやく声が出てきて圧倒的になってきた。1・2幕続けて80分で休憩。

後半は弦や木管の細かいパッセージが合わないままそのままで演奏している。プロだと一言言えさえすれば完璧に合うオーケストラなのだ。何もしないと合わせられない。まもなくして有名な「時の踊り」。クライマックスがマスカーニやレオンカヴァロのような曲の構成の作り方。

この作品はジョルダーノの「アンドレア・シェニエ」のようにたった1曲しか残らなかった曲。それでも「時の踊り」のバレエ音楽で「シェニエ」よりも親しみが持てる。今回は予算削減でそのバレエも入っていない。

この上演はこの作品の発音コーチが最近死んだのでその人に捧げられているらしい。最後の方になるとピッコロが凄くきつく飛び出して劇的性格を強く表出している。65分で。3時間枠に休憩入れて全部入ったということはカットなしの演奏のようだ。プログラムの終了時間の方が間違っていたのだ。

KONZERTANT
Premiere
01 Jan
18:00 H

13 Jan
19:30 H

24 Mrz
19:30 H

13 Apr
19:30 H

22 Apr
18:00 H

08 Jun
19:30 H

AMILCARE PONCHIELLI (1834 –1886)
Melodramma in vier Akten von Tobia Gorrio
– Konzertante Aufführung in italienischer Sprache mit deutschen Übertiteln – 
Der Tanz der Stunden hat schon seit langem Einzug in die Konzertsäle gehalten, durch Maria Callas wurde die Bravourarie Suicidio! dem breiteren Publikum bekannt. Doch das Werk selbst führt nach wie vor ein Schattendasein im Opernrepertoire. Auch in Innsbruck war es bisher noch nicht zu erleben: Amilcare Ponchiellis LA GIOCONDA. Dabei zog der Komponist, ein Zeitgenosse Verdis, gekonnt alle Register der Opernkunst und bannte die Zuhörer mit effektvollen Massenszenen, grandiosen Arien und leidenschaftlichen Duetten, zu denen fein instrumentierte Gesänge einen gelungenen Kontrast bilden. Der Librettist freilich war vom Kunstwert nicht ganz so überzeugt und versteckte sich hinter einem anagrammatischen Pseudonym – kein Geringerer als Verdis letzter Textlieferant Arrigo Boito, seinerseits selbst auch Komponist, verbirgt sich hinter dem Namen Tobia Gorrio. Nach Victor Hugos Drama ANGELO, TYRAN DE PADOUE schuf er einen in jeder Hinsicht hin- und mitreißenden Kolportageklassiker.
Die dramatische Handlung: ein Liebes- und Intrigenkarussell, in dem Straßensängerin La Gioconda von widerstreitenden Gefühlen gequält wird. Sie muss erfahren, dass das Herz des von ihr geliebten Enzo schon lange Laura gehört. Ausgerechnet ihrer Rivalin verdankt Giocondas Mutter aber ihr Leben. Letztendlich siegt Giocondas Dankbarkeit über ihre Rachegelüste. Sie verhilft dem Liebespaar zur Flucht und zahlt dafür einen hohen Preis: vor den Augen des erpresserischen Schurken Barnaba ersticht sie sich.
Besetzung
La Gioconda
Yannick-Muriel Noah
La Cieca
Ceri Williams
Enzo Grimaldo
George Oniani
Alvise Badoero
Leonard Bernad
Laura
Dshamilja Kaiser
Barnaba
Ivan Krutikov
Zuane
Di Yang*
Isepo
Woongyi Lee*
Cantore
Gintaras Tamutis*
Barnabotto
Boris Beletskiy
Una voce
Taras Ivaniv
Un altra voce
Johannes Marx
Chor des Theater Bonn

Ectrachor des Theater Bonn

Beethovenorchester Bonn



Musikalische Leitung
Hermes Helfricht(P) / Daniel Johannes Mayr
Choreinstudierung
Marco Medved


Studienleitung
Julia Strelchenko
Korrepetition
Igor Horvat, Miho Mach
Inspizienz
Tilla Foljanty
Sprachcoach
Maria Teresa Picasso-Menck

*Student/in im Rahmen der Kooperation mit der HfMT Köln

 作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲


日付:2019年01月03日

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