Az猫ロメさん
月別ブログ(日記)一覧
トラックバック
このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=8946

Museカテゴリー
フリーワード検索
クラシッ
ク音楽関
連の映画
未視・・・
[]は作成年昔の作品は時間が・・・(小原 なお美さん)

クラシッ
ク音楽関
連の映画
(覚・・・
微妙[1936]楽聖ベートー・・・(小原 なお美さん)

クラシッ
ク音楽関
連の映画
(お・・・
視聴したものを2つに分けまし・・・(小原 なお美さん)

りょうさ
んさん
趣味は植物に癒されることです・・・

Ito_orc
さん
ピアノ20年ほど習ってました・・・

ミルキー
さん
自分では楽器は演奏でません。・・・

足跡帳
足跡帳を作成しました。どなた・・・(りょうさんさん)

ヨハン
シュトラ
ウス生誕
20・・・
今年は大阪府岸和田市のコンサ・・・(Mariaさん)

10/28tue
.コンセ
ール・・・
Concert Rivi・・・(Nobue Kanekawaさん)

千住さんの例のストラッド「デュランティ」。
彼女の「おター様」の『千住家にストラディ・・・』によると、1億円以上の値打ちのものらしい。
この話しもそうだが、愛好家の私の耳にはストラッドなる名器の演奏で「超感動した」ものは少ない。といっても、明白にストラッドなるものを聞いたのは4,5回位なので、相当に当てにならない話しではある・・・。
さて、先月、船橋市民ホールでの千住さんのリサイタルに行ったのだが、これは『間違いなく、例のストラッド!』である。本人が、繊細な楽器のために館内のエアコンを全開にさせて頂きました。皆様には、少し肌寒いかもしれませんが、お許し下さい・・・』などと話していたからである。
多少、参考になるBlog:http://mighel.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_...
では、この例の「デュランティ」は、素人の私の耳にはいかに、聞こえたであろうか。
1.音ではなく、「見た目」。『ウム?ビオラかな。』
千住さんは、小柄ではないと思うが、構えたときの楽器が大きく見えるのである。
2.案外、渋い音がする。決して、館内に”ワンワン、キャンキャン”と鳴り響く感じではない。(大谷コンマスの例のギャルネリと比べると非常に控えめである・・・?)
3.船橋市民ホールは、5・6百人の中ホールだと思うが、休憩後に二階席の最左翼、最後尾に座って聞いてみた。(千住さんでも、二階席は6割り位の入りだった)音は、十分に広がっていた。伴奏のピアノの方が、中域の輝かしい音色を響かせることができない。一応、スタンウェイだった。)
専門家ではないので喩えていうと、音色は「越路吹雪」調の大人の香り漂う雰囲気のものだったと思う。
千住さんの演奏自体が、決して「耳障りな」音を出すような演奏ではなかったと思うので、この「印象」には、よくよく考えさせられた。
4,5年前の千住さんは、私の印象では、結構痩せておられたと思う。音も繊細ではなかったか?
しかし今回は、会場に現れたときに感じたが、上品で落ち着きのある柿木色のドレスで、体形もふくよかに感じられた。彼女の「おター様」の話しでは、デュランティを手にするまでは、彼女は寿命のつきかけている愛器から、いかにして音を弾きだすか、毎日必死に戦っていたとか。
「そうかも知れない。新しい名器を手にして、これまでの精神的ストレスから開放されたのであろう。それが、音の上でも余裕と落ち着きを感じられるのか」などと瞑想すること、しばし。(彼女の手は大きいですよ。サイン会で見ていたら、薬指が中指と同じ位に長いのですよ。驚いた!)
ピアノ オペラ∩声楽曲