Az猫ロメさん
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そのアメリカのオペラハウスはこの不況で壊滅的打撃のようです。もう超ポピュラー物しかできないとか言ってますね。これじゃどんどんオケのレヴェルが下ってゆきますね。企業の寄付やスポンサーだけに頼るとこうなる良い見本です。資本主義で繰り返し来なければならない景気の低迷はアメリカのオペラハウスをその都度殺すといわれています。
日本の箱物予算は要するに文化庁の天下りを支えるためにあるのであって音楽家を支えるものではないようです。そこに無駄な予算が入り込んでいないか民主党はよーく精査すべきですね。国際交流基金とかあの辺の文化庁のやっていることは典型的な公務員の仕事ですね。うわべの形式だけのようです。まず中身はなくとも箱だけは守り彼らの給与を安定させる。それが第一優先に貫いているようです。やはりどんどん改革すべきでしょう。
こちらの場合は毎週のようにオペラの予算について議論になりますね、それが良くラジオのFMなどにかかり、そこの総監督などが必死に防衛します。できないのはWienのクラウス=ヘルムート・ドレーゼのように即クビのようです。この緊張状態が常に保たれてこそ、健全な予算が非常に厳しく70%の水準で効率よく使われているようです。だからNHK・FMなどは新国の総監督を毎週招いてどんどん予算の無駄遣いを突っ込むのは寧ろ推奨されるべきでしょう。やらないのはNHKも文化庁も腐っている証拠です。腐っ切ているから出したくないのは当たり前です。
2009年10月16日 16時37分49秒

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今年初め、リーマン・ショック以来METの運営が「危機に瀕している」というNHKの報道をご覧になった方もいると思う。欧米の歌劇場の経営状況は、私的・公的支援に頼ったものであることは、Museの会員であれば「常識」と思います。
あるオペラ通の方が、チューリッヒ歌劇場の経営状況についてBlog記述をしています。http://blog.livedoor.jp/haydnphil/archives/5145906...
それによると、もっとも運営成績の優秀な歌劇場はウィーン国立歌劇場ということらしい。METのことも多少触られているが、残念ながら、詳細は書かれていない。
他のBlogによるとMETの赤字は40億で、その半分を寄付金による補填で、残りの20億を1500人の歌劇場のスタッフの自主努力でやりくりする状況があったようだ。(給与削減でやるとすれば、一人約100万円の減額となるなー)
ヨーロッパの歌劇場は、国民の税金で補助金が捻出される。そこで、先のBlogによるとチューリッヒ歌劇場の運営に関する国民の目には厳しいものがあるということだ。(国民一人当り、1000円の補助をしているとかで、高い!というわけだ)
では、日本の場合はどうだ。新国立のことが言及されているが、国の補助が50億ということは、Blogの著者はご存知のようだが、XP君が書いていたこと(実は、箱物の役員・職員への給与保障が優先で、実際のオペラ運営への補助金はずっと少ない)への認識は薄いようだ。
わが国の政府が、本物の歌劇場・歌劇団を支援する「文化的精神」に満ちておれば、「新国を民営化」して欧米に打って出るような歌劇団を創設できるかも知れない。しかし実態は、全国にあるお上の「多目的ホール」を「格安でお借受し、いささかの支援金を貰って、客入りの良い演目を上演する」というのが関の山ではなかろうか。
美空ひばり1万円、さだまさし6千円、千住真理子3千円・・・、あげればキリがないが、多目的ホールのチケット代を冷静に眺めていると、「これでも支援金を出しているほうだ」という「お上の声」が聞こえるようである。
これに比してMETは批判数多とはいえ、超富裕層の寄付金で成り立っている。しかし、「お上」による有り難い「下賜金」がないのは幸いというべきであろう。
なにより自主運営の誇りがあることは「芸術活動」に携わるものにとって、何物にも替えがたいものがあるのではなかろうか。前総支配人ボルビーは次の言葉を残している。
『私は、ウィーンの国立劇場からミラノのスカラ座、パリ・オペラ座、バイロイト、ロンドンのコヴェント・ガーデンと世界一流のオペラ・ハウスの公演を一年中、見て回っています。その経験に照らして言うのですが、オペラ・ハウスの規模、プロダクションの数、オペラとしての芸術的表現レベル、歌手の質と数、オーケストラの質、経営規模、聴衆の数などあらゆるレベルで、メトロポリタン・オペラは、今や世界最大、歴史上最大のオペラ・ハウスと言っていいですね。』
ピアノ オペラ∩声楽曲