Az猫ロメさん
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カラヤンの「ドン・カルロ」はいつも4幕版のようでちょっと損した気分になります。頭の序幕が切れているのですね。もちろん5幕版はそれだけ長いですから充足感が違います。アバドのミラノ・スカラ座あたりから5幕版が多くなってきましたね。5幕版だと3時間15分超えるのでオケのギャラが倍になるので、ドイツのオペラハウスではめったにやらないですね。Paris,London,Wienぐらいでしょう予算に糸目をつけないの。
これは日本では2028年に著作権が切れますね。こちらでは2008年にすでに切れていますから、カラヤンも3枚で500円ぐらいだと売れ出すのではないのですか?原価はコピーだけで50円しないでしょう。
2010年01月22日 18時35分30秒

いつもながらKan-noさんのお話しは驚きますね。
『5幕版だと3時間15分を超えるのでオケのギャラが倍になるので、ドイツのオペラハウスではめったにやらないですね。Paris,London,Wienぐらいでしょう予算に糸目をつけないの。』
大井川 川の渡しの 日暮しか
たかが(5幕)五文の 雲助チップに
「地獄のさたもナニなどよ・・・」と
ミニスカ嬢の裾にチラリと目をやりて(雲水)
例のCDは、秋葉の石丸電気クラシックコーナーにもなく、結局通販で海外版を購入することに。
しかし、DVD版には『カラヤンの遺産』などという「ものものしい」キャッチ・フレーズがついていますが、そちらではどれほどの評価なのでしょうか。
私などは、『ドン・カルロ』の粗筋を読むと(仮にカラヤンがこの作品に強い思い入れを感じたとすると)、国王フェリペ2世をクラシック界の覇権を競ったフルトヴェングラー、対する新教の擁護者としてのドン・カルロは、「ナチス」の汚名を着せられたカラヤンといった対立の構図を考えてしまいます。
2010年01月25日 14時22分41秒

どっち道ブックレットはほとんど読まないでしょうから安い海外版で良いですね。
カラヤンはどこでもバカの一つ覚えで売れますからねえ。バーンスタインやべームよりも一桁か二桁多い売り上げだそうです。確かの50年・60年・70年台が凄かったですが、80年代は極端に酷かったので年代によりけりですね。今も昔も宣伝の天才ですね。
2010年01月25日 17時54分51秒

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偶々、市川の図書館で借りたヴェルディの『ドン・カルロ』のCD。携帯プレイヤーに落として、通勤途中に何度か聞いているうちに、なかなかの高音質録音と感じられるようになった。
解説書を見ると、1978年にカラヤンが豪華キャストとBPOと共に録音したものであることが分った。
福原氏による解説文の内容がすこぶる興味をそそるものであった。中でも、カラヤンはあまり歌い手の悪口を口にしないのだが、
『「ドミンゴもすばらしいのだがこのオペラにはカレーラスの方が原作や史実にふさわしい」と述べたのが印象的であった』と書いてある。
『フーム、カレーラスね。ドン・カルロの「はまり役」というわけか。』
確かに、彼の歌うドン・カルロは若造王子で、父親である国王に対して剣を抜くところは、『浅野殿!殿中でござる。』の忠臣蔵の浅野内匠頭というところか。
『放せ、ロドリーゴ。いかに父とはいえ、吾が許婚のエリザベートを王妃にさらうとは、許しがたし。許しがたし・・・、放せ〜。』
それはともかく、ヴェルディは作曲の前にワーグナーの『タンホイザー』をパリで観劇したようである。両者の音楽の違いを、全くの素人判断で聞き流すと、ヴェルディのほうが『渋いよなー』というところである。
タイトルロールは、いずれも「貴婦人の愛に救済を求める」タイプであることは共通しているが、ワーグナーの若造は、キリスト教の法王に「一泡吹かせ」愛の勝利を勝ち取るが、ヴェルディの「百姓の小せがれ」は法王の権力の前に挫折し、彼岸の世界に逃避するのである。
どちらが「現代にも通じる」かというと、ドン・カルロのような気がする。両者ともに、何度もCDを聞きなおしたが、台本までさらってみようと思ったのは、ドン・カルロのほうであった。
しかしながら、国内でカラヤンのCDを販売しているところを見つけるのが難しい。殆どが、配役が若干異なるDVDばかりなのである。例の如く、Web上でドン・カルロの情報を集めたが、DVDよりもCDのほうがカラヤンの趣向を知るには優れていると書いている。残念なことに、「売れないCD」ではそうした評価もただの慰めにしかならない。
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