そろりさん
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これもやっぱり、おつ、と言うか、ツー好みですね・・・
まあまあよく聴いているとは思いますが、これは、リヒアルト・シュトラウスの
「冒険作」だと、当時の古い話ですが、解説書で読んだ記憶がありますね・・・
ではまた。
2009年01月17日 19時17分34秒

あ、どうも書き込みありがとうございます。そうですか。リヒアルト・シュトラウスはやはり、通好みなのですか。それ以前のロマン的な音楽の時代から、半音階のような感じへと変化してゆく中間のような、醒めたような味わいですね。
菅野さんの作曲を1つ、聞きました。温かみがあると思いました。
2009年01月17日 23時37分34秒

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皆さんは、リヒアルト・シュトラウスはお好きですか。今のところ、どうも私はこの人の曲にはなじめないのですが、ただ1つ、CDを持ってまして、その中の、
「管楽器のためのセレナード 編ホ長調 作品7」
というもの、だけは好きです。これは、ぜんぜん彼らしくなる前の、実に素直に美しいメロディーの作品です。だから、個性を出し始めてからの作品はどうも十分にはわかりません。でも、例の「バラの騎士」は、ぜんぜん騎士らしくない世紀末的な男女が、しかも騎士どころか、結婚するとかしないとか家庭内的な小さい出来事を、長時間、半音階にちかづいたような歌をうたっていて、少し面白く思います。----
ともかく、大作曲家ですね。で、
すでに大分ご紹介したAbell氏の書物によれば、
ある古い風車の後ろに広がる野原をリヒアルト。シュトラウス氏はアーベル氏と散歩しながら、
シュトラウス氏:「ここを散歩すると、私はよく楽想が浮かんでくるのです。いつもスケッチブックを持ち歩いているので、それを直ちに書き留めます。楽想が逃げ去ってしまわないようにするには、それを直ちに書き留めることがとても重要なのです。後でしばしばこの書きものを調べると、このアイデアが生み出されたのと同じ精神的な気分(Geistesverfassung)に私を移してくれます。すると、その楽想(イデー Idee)は、ひとりでに、おのずと発展し広がって行きます。----」
Abell氏:「では、そのインスピレーションはどのように発生するのでしょうか。そのプロセスはどのように進むのでしょうか。その場合、(この地上的なものよりも--- そろりによる補足)いっそう高次の源泉から流れ出しているのでしょうか。」
シュトラウス氏:「ええ、それは確かにそうですね。このような音楽的なイデーを意識の中に拾い上げる能力は神様がくれた贈り物だと,私は知っています。これは神の啓示であり、私に託された課題ですね。そして、それを最大限に活用して、それら楽想がおのずと展開され自然と広がって行くようにすることは、私の最高の義務だと、感じています。」
(pp.35-36).
このように、真の天才にあっては、楽想は熱した頭の中では、意識的な努力によって建設されるものではなくて、おのずから発展し、繰り広げられるものらしいですね。モーツアルトも、ある手紙の中でそのようなことを書いていますね。その上、彼の場合には、繰り広げられ、頭の中で完成した音楽は、その全体が一枚の絵のように一目で(?)見渡せるといいます(フィガロの序曲を書いたときだと思います)。小林秀雄は、「モーツアルト」と題する評論の中で、この手紙を引用して、これを「大脳生理学的奇跡」と呼んでおります。
室内楽 作曲家