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『このRigolettoの四重唱は、音楽的にはともかく、芝居のストーリーの4人の役割の絡み合いという点で和声学的以上に役割(それぞれの個性が全く違う心情)での対照と調和への落ち付け方が面白い。』
もう少し、愛好家にもわかりやすい説明だと好いのですが・・・。
『次の振り付けをどうするかだが、Anna Netrebko, Elina Garanca, Ramon Vargas, Ludovic TezierのOpera Gala 2007ぐらいが上品で無難なのでこのあたりで決めたいと思う。』
これも、判りにくい。マッダレーナ役を誰のタイプにするかを考えているのですか?
四重唱は、どんな風に聞けば良いのだろうか。誰が主役で、誰が脇役か、あるいは、どんな風に主役が交代してゆくのだろうか・・・?素人には鑑賞のポイントをどこに置いていいものやらで、とても難しい曲です。
2009年09月14日 20時29分25秒

実際に歌うと当たり前の箇所ですが、鑑賞だけの人には多分きついでしょう。一番良いのはYou・Tubeなどを貼り付けるとわかりやすいかな?
四重唱はまず慣れるのに大変かも知れません。僕は最初は何でもかんでも第九のように聴こえました。結局は筋や歌詞よりも音楽そのものを覚えこまないと楽しめないようです。言葉はあくまでも音楽を知るための手がかりに過ぎないですね。更に歌だと歌手の技量によって聴こえたり聴こえなかったり、声の音質が違っていたり、オケが煩くて聴こえなかったり、当惑の連続ですが、これが返って慣れると面白いのですね。
2009年09月14日 22時42分41秒

『このRigolettoの四重唱は、音楽的にはともかく、芝居のストーリーの4人の役割の絡み合いという点で和声学的以上に役割(それぞれの個性が全く違う心情)での対照と調和への落ち付け方が面白い。』もう少し、愛好家にもわかりやすい説明だと好いのですが・・・。
Kan-no Sanのアドバイスもあり、音楽は言葉の表現で取り替えられないとの観点から百聞は一見に如かずで逃げ込むことにしてみました。ブログ中紹介しているJ.D.Florezの舞台はYoutubeではこれで観れます。http://www.youtube.com/watch?v=5He1i8ubK5w&feature...
youtubeではこの場面、10以上の舞台が楽しめます。
オペラは総合芸術ですからストーリーと台詞も飲み込んだ上でないと、この属七の人生和音は楽しめないのでしょうね。
<椰子の実>
2009年09月16日 23時31分28秒

<さらにもうひとつのXP太郎さんのコメント>
『次の振り付けをどうするかだが、Anna Netrebko, Elina Garanca, Ramon Vargas, Ludovic TezierのOpera Gala 2007ぐらいが上品で無難なのでこのあたりで決めたいと思う。』
これも、判りにくい。マッダレーナ役を誰のタイプにするかを考えているのですか?
<椰子の実>
すべての舞台に裏舞台あり。実は先のコメントで述べたように多くのこの場面をyoutubeで楽しめますが、演出家の「一味違う」モノつくりの努力の成果のため、全く同じ演出はありません。で、どの演出スタイルで行くかが決まらぬ内に、周りはこの人気絶頂の色男Florezの舞台で行こうという声が大きく、エッ!この破廉恥演技?、おれやるの?となった次第。上記Gala Concertの単に突っ立ての上品な四重唱が無難と思うのだが、相手のマッダレーナ役のメゾソプラノが「私やるわよ!」「私、絶対やらないわよ!」と意思表示というかキャスティングボートを握っているので、彼女次第という馬鹿ばかしい話がオチです。マッダレーナの「タイプ」は勿論オペラ台本<すれた娼婦>通り。
2009年09月17日 00時32分04秒

ヴィデオだともうちょっとわかりやすいですね。この絡み合いもいろんな歌手で聴けるとその差がわかりそれぞれの味が違う筈です。和声的には特に傑出したとこはないでしょう。絡み合いというと隣同士の声部が逆転して上が下になり、下が上になったりするのですね。やはり人によって聴こえやすい人とかそうでない人とかがいろいろあります。また人が違うと声質も違いますね。そういうのも味わえます。でもまず最初は音楽でしょう。そのものを知らないと何も味わえません。
2009年09月17日 02時46分22秒

『リゴレット』をCDで聞いていたのは、もう何年前でしょうか?サザランドのシルダ役のもので、四重唱の彼女の声の素晴らしさが耳に焼き付いていました。
今回、ご紹介の「J.D.Florezの舞台」を拝見して、公爵とジルダを中心にした同じタイプの四重唱であると感じました。
ところが、この四重唱は本来のヴェルディの四重唱の有り方とは異なる「やり方」であるという意見があることを最近知ったのです。
こうなると「聞くだけ」の素人の愛好家の手にあまります。「はて?」と悩んでいると、ふと、ある小さなピアノ・リサイタルで聞いたリゴレット・パラフレーズを思い出しました。これも、公爵の口説き文句とシルダの悲しみを取り混ぜたものでした。
他のピアニストのBlogでは、リスト風にやればそうなるが、ヴェルディ本来のスタイルでは違った演奏になるとも書いていました・・・。
実に難しいものです。ヴェルディは、本来、どんな風に四重唱を歌うことを考えていたのでしょうか?教えて頂けると幸いです。
2009年09月17日 21時54分19秒

リゴレットは全部で2時間かかりますからねえ。筋もイタリアのそれだし、やはり最後は音楽だけを味わうようになりますね。僕はこのCD集め初めて50曲ぐらいになったかな?
2009年09月17日 23時57分43秒

50曲ですか!すごいですね。ちょっと、これについては、稿を新たにして質問したいですね。
2009年09月19日 14時30分30秒

ここもこのまま続けましょう。「リゴレット」全体について書くのも面白いし。
2009年09月19日 16時13分04秒

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今度の演奏会でRigolettoのBella figlia della’moreのTenorマントヴァ公爵を歌います。マントヴァ公爵の能天気の歌が主役ですが、ジルダ、マッダーレ、リゴレットの各々の役割の絡みが面白い。ところで毎年聞く第九の四重唱を毎年聞いていて、四重唱部分はそれほど面白みを感じないが、このRigolettoの四重唱は、音楽的にはともかく、芝居のストーリーの4人の役割の絡み合いという点で和声学的以上に役割(それぞれの個性が全く違う心情)での対照と調和への落ち付け方が面白い。Tenorにとってこの歌は大変ではある。長く詠唱する2点G#が4回、B♭が2回、短いB♭が2回もあるので前半で入れ込み過ぎると最後のsenti del core ilnのB♭が響かなくなる。まだ振り付けも何も決めていないが、いかに好色の能天気な表情を出すかで迷いがある。何せ、根が好色でないので、好色の表情を出すのに照れがある。ただ、好色な表情というのはTenorにとって高声を出すには都合がよい。多分、ニタニタ笑の表情は頬を上げることになり、これが高声発声に都合がいいのだろう。次の振り付けをどうするかだが、Anna Netrebko, Elina Garanca, Ramon Vargas, Ludovic TezierのOpera Gala 2007ぐらいが上品で無難なのでこのあたりで決めたいと思う。パバロッティのマントヴァではマッダーレにべたべたし過ぎるとの批判がありそうなので。
でもこれはマッダーレ役を誰がやるかで決めた方がよさそうだ。J.D.FlorezのマントヴァをYoutubeでみたが、色男の特権なのかマッダーレのみならず、この場面でジルダも抱擁しているが、これ、オペラのストーリーと全く違うのではと思うが、彼の色男ぶりで納得しないわけでもない。色男は何の役をやっても一応様になるが、逆に色男の顔というのは特徴がない故になんの役にも役立つのかもしれないと考えている。美女もしかり。能面と同じ理屈なのだろう。
テノール・カウンターテナー ピアノ 作曲家 オペラ∩声楽曲