
椰子の実さん
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『ヴェルディ、プッチーニの定番のオペラを日本語で原典を損なわずに日本の観客に満足を与える舞台を実現できないかとつくづく思う。・・・西洋そのままの未消化の翻訳オペラでない、本物の日本語オペラよ出てこい!頑張れ!。。。無理かな?それとも演じる側の問題なのかな?』
ウォルター・レッグによると、サー・トマス・ビーチャムは言ったそうです。
『オペラやコンサートをイギリスでポピュラーなものにしようと生涯の大部分を捧げたあげく、彼は悲しげにいった。−−−「イギリス人は音楽が好きじゃない---音楽の出す騒音が好きなだけだ。」』
日本の聴衆は、オペラを楽しんでいると思いますよ。しかし、オペラを演じる方々は、二期会をはじめ、いかにも「高尚さ」を求め過ぎるのではないでしょうか?一度、書店に並ぶオペラ関連の書籍をご覧になって下さい。どれほど、「初歩の初歩の入門書」が並んでいるかに気づかれるはずです。
オペラを楽しむ、また、楽しんでもらうというリラックスした観点で、日本の大多数の聴衆の姿をご覧になれば、ビーチャムのように深刻に悩む必要性はない気がします。
2009年09月30日 22時58分57秒

それがもの凄く難しいのですね。大体日本語は子音が弱いので歌っても歌謡曲みたいには良くわかりません。西洋のオペラは一音符に付き一単語または一音節で音符のたびに意味がわかりますが日本語はそうはいきません。更に歌詞をつけるときに全部ひらがなにしないと音符ごとに合わないなので更に元の意味がわからなくなります。以前中国語の詩に曲を付けたことがありますが、中国語は問題なく一音符一漢字なのでわかりやすいのですが、日本語の場合はフランス語以上に何がなんだかわけがわからなくなるので超難しいです。
2009年10月01日 00時55分15秒

日本語の良いオペラがないとダメですね。
例えば劇団四季が、もし言語で上演していたら、今ほどの人気は得られなかったはずです。
オペラをわかり易くしようとする必要はないですが、是非、日本語の良いオペラがあって欲しい。
それは絶対条件だと思います。
私も色々探していますが、三木稔先生の作品は、小品でも素晴らしいですね。
それか、Shigeru Kan-noさまがいずれお書きになるのを待ちますか・・・。
2009年10月01日 11時50分14秒

日本語は難しすぎるのでやめます。ドイツ語や英語だったらもういくつかありますよ。
未だに日本語のオペラを外国人だけで上演したという話は聞きませんね。誰でも単に台本に音楽は付けられますが、外に出て残すのはそれだけ難しいということでしょう。
2009年10月01日 17時03分16秒

日本のオペラ関係者って日本語で演奏することに抵抗を感じる人が多すぎですよね。
しかも日本人じゃ再現不可能な外国語の発音はたくさんあるのに音楽よりも発音にこだわる傾向があるし。
2009年10月02日 07時37分36秒

オペラ関係者は常に外国語を学んでいないと演出や演技のときに駄目になりますね。それが日本語だと勉強にならないから?
日本のオペラって暗譜で学んでも海外では絶対使えないのですよ。何是なら絶対レパートリーになっていないから。衣装なども手に入りにくいですね。どこかの歌劇場でトスカやフィガロが病気になったらすぐ他の歌手に声をかけてぶっつけ本番でできますが、夕鶴が病気になっても補充は効かないし、そもそも夕鶴を常に暗譜で歌える人がいないし、「夕鶴」やってもウィーンの歌劇場は聴衆が全然埋まらないでしょう。これをやったらドビッシーの「ペレアス」ほうが良いに決まっているので、日本のオペラはどこでも赤字経営が目に見えてますね。どこでも自分の歌劇場を潰してまで日本のオペラは上演しないですね。
2009年10月02日 16時50分00秒

西洋オペラの完全な日本語オペラ化は現状では無理なようですね。永遠に無理なのかも知れないと思うに至っています。またこの言語の間の溝を埋めるのがあるとすれば、それはIT技術かも知れないとも思ってきています。たとえば3D映画を観る際に使うメガネのようなものを付けるとイタリア語で歌う歌手の頭上に日本語の台詞が発声のタイミングで見えるとか(マンガ風ではありますが)、ヘッドホーンで個々の発声のタイミングで同時通訳の声優の声が日本語で聞こえるとか。。。後者の場合はこの声優も感情を込めた、抑揚のついたしゃべりからさらにメロディーまでつけて。。。オペラ声優など職業も生まれたりして。。。これ学生の新しい就職先になるかもしれない。。。
また必要な場面で解説がボタン操作で現れたりするなど。。。現代の音楽文化はIT技術抜きで大衆化が実現出来ませんから、やはりこの言語の溝はITに頼るのが近道かもしれません。ただオペラのためだけでは開発費も設備投資もペイしないので、この道があるとしたら教育分野、コミュニケーション分野でのIT術進歩と普及がこのテーマに応用されるという形でかなとも思います。
2009年10月12日 01時54分25秒

歌舞伎や能そのもなら良いのですが、日本語のオペラは最後まで根付かないかも知れませんね。仮にIT技術それを解決したとてもそれはもうオペラの範疇ではないかもしれません。
しかし筋がないMusiktheaterなら可能かもしれませんね。何でもかんでも交響曲のように抽象化してしまうのです。従がって台本らしい台本はありませんし、台詞・筋・歌詞がないのだから何人が歌っても同じですね。
2009年10月12日 03時30分36秒

2009年10月14日 16時56分31秒

多分好奇心で日本人から多分教わったものでしょう。普通のオペラ・リサイタルでは歌わないですね。大体独日協会とかオルガニゼーションで日本がかかわっているものが多いです。あの「蝶々婦人」の中の日本の歌はみんな知っていることが多いです。何しろいきなりどこでも歌わせられるレパートリーですからね。
後はここ在住の日本人が卒業試験などのアンコールなどに歌うことがあります。もちろん普通の人はよほど日本通でないと知らないですね。しかしリゴレットの「女心の歌」や椿姫の「乾杯の歌」・サッカーで使うアイーダはみんな例外無しに知っていますが。日本通はどこでもいますがどこの国でも少数派ですね。
2009年10月14日 17時04分19秒

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オペラ自体が西洋音楽をベースにした西洋言語という西洋起源なのでいたしかたないが、オペラはやはりストレートに分かる言葉で演じるのが日本で本当にオペラを根付かせる本道ではないかと感じてきています。夕鶴のような日本製で対象が日本民話であるオペラはよいとして、ヴェルディ、プッチーニの定番のオペラを日本語で原典を損なわずに日本の観客に満足を与える舞台を実現できないかとつくづく思う。私自身、イタリア語は素人であるにも関わらず、イタリア語の発声の特徴だけを表面的にまねて、自分でも理解しない内容を歌うのは恥ずかしい気がする。観客に対してお仕着せでもある。最近気づくのだが、単なる意味の日本語訳ではなく、日本語らしさ、日本的感性にフィットする言葉選定、自然な韻割り振り、そして発声方法も必要なら日本語を生かす形のものを編み出して等々で日本人観客がすーっと舞台に溶け込める日本語オペラが出てこないかと期待している。西洋そのままの未消化の翻訳オペラでない、本物の日本語オペラよ出てこい!頑張れ!。。。無理かな?それとも演じる側の問題なのかな?情報ありましたらお願い致します。
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