北野坂如水庵さんのブログ(日記)〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

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日本人の身体操作

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毎月のようにメンテナンスをしていたヴァイオリニストの女の子が、メンテナンスを始めてから自分の身体を気遣うようになり、ある時から「ナンバ体操を始めました」と話してくれた。
そのナンバ体操自体がどのようなものかは聞いていなかったのですが、いつも通り身体を見て驚きました。

最近の日本人は「巻き込み肩」の人が大変多いです。
肩が前面に巻き込むように出ている感じです。
パソコンやスマホなどの影響もありますし、学校での勉強の姿勢なども大きく影響しています。

その子も例外に漏れず巻き込み型で、特に右側の肩に顕著に表れていました。

どうしても腕を内側に捻るような動作が多いと、腕の骨格が捻じれるようになり、結果、巻き込み肩となってしまいます。
そして、腕の筋肉もその形に固定されてしまって、それが当たり前の状態になります。

その影響で「練習をし過ぎると背中が痛む」ということになってしまいます。
肩が前に巻き込んでいるため、背面が常に突っ張っている状態で、そこへ練習のし過ぎで筋肉や腱が強張(こわば)ると、酷いときは脊柱の胸椎がズレてしまいます。
それが背中の痛みの原因となってしまいます。

彼女はナンバ体操を始めて巻き込み肩が解消され、以前のように背中の痛みを訴えなくなっていました。
肩の凝りもかなり減っていたようです。


日本には「小笠原流礼儀作法」というものがありますが、これは「日常の身体操作」を研究しつくした動作方法です。
身体を痛めず、尚且つ疲れないための身体操作法です。
「捻らない、溜めない、踏ん張らない」
この兵法の身体操作を日常の動作に生かしたものでもあります。
日常動作の中から「捻る」ことを排除すれば、巻き込み肩は解消されるでしょう。
特に「腕を捻る」ことを意識していれば、肩は正常な位置に納まり、筋肉も正常な位置に納まってきます。
納まりが良ければ当然動きも良くなります。

身体を痛めない身体づくりは、そのままパフォーマンスアップに繋がるものと思います。

 吹奏楽∩管弦楽器


日付:2017年07月26日

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