さんのマイスペース〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

こういう瞬間って
人生に何度となくあるよね。
本当に巡り巡って出会えた人に、
実際に望んだとおり
二人っきりで会えるときって･･･

昔々その昔、二人っきりと思いつつも
彼の彼女に邪魔されたことがある。
でも去り行く私を必死になって追いかけてくれた彼、
気持ちだけはいつも通じ合っていた。
言葉なくとも随時愛し合っていた。

昔々その昔、二人っきりと思いつつも
夜中に突然舞い込んできた
暴走族のあんちゃんに邪魔された。
でもあれは人生半分駄目にする程の
ものすごいロマンスだったと思う。
両想いだったと22年後に初めて知った
苦しみと悲しみと激動の嵐付き大恋愛だった。

昔々その昔、二人っきりと思いつつも
『第三の男』に邪魔された逢瀬があった。
彼女が思いっきり焼きもち焼いて
電話で乱入してきた夜となった。
それでも尚、最初で最後の甘いひとときだった。
調度数年前の今日の話、一生涯忘れられない日 。

昔々その昔、二人っきりと思いつつも
美味しい酒に邪魔された晩餐があった。
飲まなきゃいいのに飲んでいた。
でも、飲んだからこそ愛が芽生えた。
独断と偏見で突き進む強引な男が結構好きかも？
彼の声を聞いているだけで自分が蕩けてしまいそう。

今宵は幸せすぎて思わず泣いていた。
熱い熱い涙が頬を伝う分だけ、
自分が沢山の人たちに愛されてきたことを感じた。
いつも守られている、いつも大切にされている。
いつも最高の幸せを届けてもらっている。
それだけ私の為に葛藤してくれる人がいるということは
私は最高に幸せ、この上なく素晴らしい人生、
これが正に幸福の証しなんだろうなぁ〜。

これぞこの世の七不思議！！！
めでたし、めでたし！！！

裕美・ルミィヤンツェヴァ