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ショパン エチュード op.10-12「革命」をUPしました
https://www.youtube.com/watch?v=Iv6BxvsLrnw
演奏データは S.P.ORCHESTRA 様に制作していただきました。
ショパンの曲と、ラモーの中全音律の組み合わせの
良さを再発見した曲です。
ショパンのエチュードは、キルンベルガー第1でも
そこそこうまくハマりますが、何ヵ所か、無配慮な
D-Aのヴォルフが出てきます。
ラモーの中全音律の場合、これはこれで厳しい制約
がある音律であるにもかかわらず、Op.10全体を通して
ほとんど破綻がありません。
特に、op.10-12の場合、平均律だと曲の終わり方が
しりきれトンボに感じられ、「まぁ、練習曲だから」
なんて言い訳してきた所かと思うのですが、
ラモーの中全音律などの改良中全音律で演奏した場合、
和音の響きが改善されて、ちゃんと普通に
「終わった」感がでて必要十分な長さの曲に
聴こえるようになります。
曲と音律の組み合わせが良い場合、
曲の長さがちょうど良く感じられるようになる、
というのは重要なポイントではないかと思います。
組み合わせがよくないと、
長すぎるように感じられたり、
短すぎるように感じられたり、
どこかちぐはぐな感じが出てしまうのです。
ラモーの中全音律で演奏すると、
低音部のドロドロ感が強調されます。
私はこの方が面白いし、「革命」っぽくて良い
と思っていますが、
これは人によって好き嫌いが分かれる所だろうとは
思います。
古楽 ピアノ