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これすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=nLa7GOKGMaQ
400年前の原著にちゃんとあたっている。
400年前のドイツ語を調べて読んだ人、すごいな。
楽譜の記譜法すらまったく異なる。
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Main sources
Arnolt Schlick, Spiegel der Orgelmacher und Organisten (1511, Mainz) [Google books, see chapter 8]
Pietro Aron, Il Toscanello (1523, Venice) [imslp, see chapter XLI]
Costanzo Antegnati, L’arte Organica (1608, Brescia) [Google books / Italian transcription]
Michael Praetorius, Syntagma Musicum (1619, Wolfenbüttel) [imslp, see Vol. II pp. 149-158]
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ネットで見られる訳だが、たとえばこれ
http://www.google.com/url?q=http%3A%2F%2Fimslp.org...
PDFに辿り着くには寄付を募るページを経由する必要があるが、ちゃんとたどりつける。
で、何が問題かというと、私が参照してた本と内容がかなり異なるんだな。まぁ400年前の本なんて私にはさっぱり解らないし、参照した本の著者が正しく読解できていなかったとしてもしょうがない話だが、正しい訳をしてくれた人がいるのだから、更新しなくてはならない。
しかし、昔の音楽の姿を推定するのって、本当に難しいな。そもそも、残っている文献が非常に少ない上に、じつは、当時の音楽の一般的な状況が、その本に書いてある通りだったかどうかというのは実は疑わしいというオチがありうる。
当時は文盲の人が多くて、音楽家や楽器職人にも少なからずそういう人がいたはずなのだが、そういう人たちの声は、文献ではたどる事が出来ない。文盲の人たちは、書かれた文章の誤りを指摘して訂正させることなど、できなかっただろう。そういう時代だったという事を考慮しなくてはならない。
たまたま文章を書く事ができ、かつ音楽にも習熟した人が居て、貴重な文書を遺してくれたとしても、現在のようなアカデミズム的な思考で記録を残そうとしたなどということは、必ずしも期待できないのである。
だから、可能な限りたくさんの状況証拠を集める必要がある。これは大変だ。
古楽 チェンバロ