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R.シュトラウス:アルプス交響曲 名盤:曲の分割による解析表情とテンポの変化解析、指揮者の解釈 2

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R.シュトラウス:アルプス交響曲 名盤:曲の分割による解析表情とテンポの変化解析、指揮者の解釈 2


4. 6人の指揮者の解釈と表現の特徴
4.1 ムラヴィンスキー
記載のトップは予想外と思われるかもしれないムラヴィンスキー。
.譽縫鵐哀蕁璽po、録音:1962年4月21日、解析表情数:42

ムラヴィンスキー(1903年6月4日-1988年1月19日)は、現在のロシア・サンクトペテルブルク生まれ。言わずと知れた一流の指揮者であるが、政府関係者との対立は深く、純粋にいい音楽を探求するためには政府との対立も辞さない強い意志を持っていたといわれる。
この「アルプス交響曲」の演奏はムラヴィンスキー58歳の時のもので、指揮者として1960年(56歳)あたりから全盛期と言えるころの演奏だろう。
このころムラヴィンスキーは、自国の作曲家であるチャイコフスキーの後期交響曲などの演奏は、非常に勢いに乗った名演を残している。この「アルプス交響曲」については、自国の作曲家の曲の演奏とはかなり異なった考え方・解釈を持っていたように感じられる。具体的には、アルプスの自然の情景と登山者の体験談を描いた音楽的内容にとどまらず、アルプスを巨大な政府と重ね合わせ、登山者は人間(指揮者自身)の人生そのものを描いた作品のようにとらえて解釈に反映させているように感じられる。この点は、以下の記載により明らかにしたい。
なお、ムラヴィンスキーのアルプス交響曲の録音はこのライブ演奏のみである。彼の解釈が政府関係者に知られれば、まずいと考えてその後の演奏を控えたのかもしれない。

ムラヴィンスキーの特徴(図1-1〜4)
’62年,レニングラードpo:
序奏-第1部:
極めて遅いテンポで時間が止まった様な夜から徐々にテンポupし、日の出をむかえてアルプスの威容が眼前に浮かび上がる解釈に感動。山に入って深い繁みに戸惑うが、豊かな自然に和む情感の変化も表情豊か。この情感に継続するように我が波乱の人生を回想。滝では鋭い響きにより表現。お花畑では心が和む。
牧場に入るとテンポを落として長閑な雰囲気に情感も重なる。続く深い山道に迷った戸惑いに高揚した情感表現。政府との何らかの圧力を意味する様。氷河ではテンポup、得意の鋭角的響きにより厳しい自然(政府?)を表現。危険な瞬間はテンポを落としつつ、危険から回避。危険な心情から穏やかさへと変化の状況を克明に表現している(政府との関係悪化の状況とその後の変化を表現したものか)。序奏-第1部は、アルプスの威容を得意の鋭角的響きで政府を意識した表現。解釈の主体はテンポを変化させつつ登山者の状況・情感の表現。
第2部:
頂上では、安堵感を表情豊かにうたい、さらにテンポを落として感謝の気持ちは一層情感豊かな表情で表現。感謝の再現では感極まったかのように高揚。景観は、雄大な情景に感謝の情感を重ねるように表現。景観でも登山者が主体である。霧では、不安からテンポを最も落として重苦しい心情表現。政府の大きな圧力に屈しかねない状況か。この情感を継続し、哀歌により暗い過去を回想。アルプスを題材に自らの波乱に満ちた人生を振り返っているように感じる。
第3部:
嵐ではようやくムラヴィンスキーらしいエッジの効いた鋭い響きが炸裂。牙をむいたときのアルプス(政府?)の厳しい状況を表現。日没に入るとその夕映えは意味深長な儚い表情を表出。
終結部:終末の回想の主体は人生への感謝の意であるように感じる。夜では、人生の終焉を重ねているようだ。ムラヴィンスキーにはこのアルプスは一見美しい威容を誇るが、登山者に多くの困難を強いる人生を強要するという内容が、解釈の主軸となっているように感じられる。
ムラヴィンスキーの一般的な曲の演奏は、これほどテンポを変化させて情感表現を重視した演奏、今まで聴いてきた中では私は知らない。「アルプス交響曲」という曲に対するムラヴィンスキーの解釈は、一見雄大で美しく威容を誇るアルプスではあるが、中に入ると穏やかな一面もあるが、多くの厳しい状況に直面すること、登山者すなわち彼にとっては自分の人生が波乱に満ちた厳しいものとなったということ、この点が彼の解釈の主体となっているように感じられる。推測ではあるが、アルプスを政府の状況と重ねているように感じられることを繰り返しになるが、結論として記載しておきたい。

ブログ:http://tkdclassic1.blog.fc2.com/blog-entry-280.htm...

 交響曲 指揮者


日付:2022年05月26日

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