Shigeru Kan-noさん
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令和5年2月20日にシャル・・・(歌の翼さん)
まず主役の歌手2人が交代した。一番手から二番手へ、どうも名前から東欧系の歌手らしい。肝心の実力はさすがに最後まで破綻なく持つ。しかし良く通る声もむしろ馬鹿鳴りが多く、特大に美声というわけでもない。ドイツの歌劇場で言ったらBクラスの劇場水準に匹敵する。これが日本の今の最高水準のオペラで揃えられる歌手たちである。これだけ遊んでいる劇場ならばオペラの本番のない日はしょっちゅう来日するウィーン国立歌劇場やミラノスカラ座などに貸したらどうか?人口が100万超える都市ならばほぼ毎日幕を開けて当然なのだが、チケットが高すぎるためにどうしても満杯にならないらしい。
まず前奏曲。あんまり板についたような演奏とは思えない雰囲気、ここに当然出て欲しい弦のテノール声部などがどこかに行ったり行方不明にしばしばなる。ティンパニはピットの真ん中に出すぎで飛び出している。更に最近の流行か固いマレットを使う傾向で世界中の馬鹿の一つ覚えになっている。テノールの聴こえるが荒々しいモノローグ。弦はどうしても気休めすると霞みすぎてしまう傾向があるが、シュトットガルトのオケのようにワーグナーは霞むと十分な満足は決して得られないのでこの場合はどんどん出さなければならない。とにかく木管楽器とのバランスが悪いという真実は残るであろう。最後の3本のトランペットは舞台裏でやっているのか聴こえない。81分53秒。
コントラバスは3しか見えてないが奥にはさらに3があるらしく全部で6人らしい。弦は14型か12型だろうが充実しているはずなのに霞む悪習があるのでせっかくの大人数が台無しになる。舞台裏のはずのホルンは聴こえるが、これはどうもピットに7人分の席があるのでその音らしい。したがってトランペットもそのようにやって欲しかった。木管のトレモロははっきり聴こえるのでこれはここももいつも維持したい。歌手は東欧系の美しくもない強靭な声で破綻というのを知らないがさすがに肝心の「愛の二重唱」は残念ながら二流劇場らしくカットしてある。繰り返されたぜクエンツの繰り返しは後にマーラーの9番やシェーンベルクの「聖夜」に繋がる音楽市場の多大な影響を与え続けている。67分54秒。
弦の高い音がどうしても悲鳴のように硬直する。これがケルンの放送響でよくみられるがそこまで合わせる努力を怠ってる証拠は日本では頻繁にある。コーラスは後半には出てこないがべヴェーグングスコアのように歌わないで躍らせるらしい。ここでゼクエンツに発展は死にまで進んでいくのは本当にマーラーの9番の第一楽章やシェーンベルクの「聖夜」に直結する。さすがに歌手たちは昔バイロイトの歌手にインタビューしたように第3幕になると疲れた表情になるがそれでも最後まで破綻なく歌い続ける。弦の速いパッセージは極端の表現できないのがこの指揮者の何でも暗譜できる秀才ではあるがバーンスタインやクライバーのように天才でないところを示唆。ところどころ普段あまり聴こえない木管が出てくるがその分弦が不明確になる。最後まで疲れてはいても声が元気なので死ぬ時間になっても本当に死んだという実感が沸かない。日本のオケは最初が不完全だが最後に盛り上げていて欧米のように最初から全力投球しないそんなに模範とならない習慣がある。弦楽器群と打楽器及び金管との肉体的な繋がりが薄い違和感。「愛の死」のいびつなバランスがおかしい。これでいいのかという疑問は依然として残っている。全体的に普通よりもちょっと早く75分00秒。
Staff&Castスタッフ・キャスト
スタッフ
• 【指 揮】大野和士
• 【演 出】デイヴィッド・マクヴィカー
• 【美術・衣裳】ロバート・ジョーンズ
• 【照 明】ポール・コンスタブル
• 【振 付】アンドリュー・ジョージ
• 【再演演出】三浦安浩
• 【舞台監督】須藤清香
• 指揮大野和士
• 演出デイヴィッド・
マクヴィカー
キャスト
• 【トリスタン】ゾルターン・ニャリ
• 【マルケ王】ヴィルヘルム・シュヴィングハマー
• 【イゾルデ】リエネ・キンチャ
• 【クルヴェナール】エギルス・シリンス
• 【メロート】秋谷直之
• 【ブランゲーネ】藤村実穂子
• 【牧童】青地英幸
• 【舵取り】駒田敏章
• 【若い船乗りの声】村上公太
• 【合 唱】新国立劇場合唱団
• 【管弦楽】東京都交響楽団
作曲家 指揮者 ピアノ 現代音楽 オペラ∩声楽曲