九尾さん
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2013年05月04日 20時01分33秒
2013年05月05日 14時22分02秒
2013年05月05日 17時22分13秒
私も最初聴いた時、眠りに誘われそうな曲だと思いました。退屈だからではなく、曲の雰囲気が。
非現実的な雰囲気…あちらの世界との境界線を漂っている感じですね。
あれ? だから亡き猫が夢に出てきたのかな?
眠りって、もしかして…。
2013年05月06日 12時21分57秒
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気が付いたら自分の部屋の布団の中。窓からは燦々と陽が注いでいる。自分はこんなに遅くまで眠ってしまったのだろうか?
しかしまだとても眠い。きっと連休前は残業続きだったから、疲れているんだ。でも、もう起きて降りていかなくては。
一階からは声が聞こえてくる。妹と弟の話し声だ。遊びに来たのだろうか? とにかく一階に…。
体がいうことを利かない。ようやく起き上がって階段を降りるが、フラフラ。降りきったところで白い床にそのまま倒れ込んでしまう。きっと誰かが気付いてくれるだろう…。
気が付いたら自分の部屋の布団の中。あれ? 今のは夢だったのか? 一階の声はまだ聞こえている。明るい陽光が白い壁を照らしている。
部屋の中を見回すと、CDがズラリと並んでいる。うん、間違いなく自分の部屋だ。夢ではない。
CD棚の向こうには机がある。ふとそこを見ると、白猫がちょこんと鎮座している。
あれ? お前死んだはずじゃないのか? 生きていたのか?
起き上がって猫に触る。うん、このモフモフした感触、間違いなくウチの猫だ。戻ってきてくれたんだね…。
気が付いたら自分の部屋の布団の中。ああ、やっぱり夢だったか。そんな気はしていた。死者は戻ってきたりしない。白い壁に反射する日光が眩しい。
起き上がろうとするが、体が動かない。ピクリとも動かない。猛烈なだるさが襲ってくる。一階からはまだ話し声が聞こえる。外からは猫の鳴き声が聞こえる。これは夢なのか? 現実なのか?
まあ、どっちでもいいや。どちらにしろ体が動かないのだから、もう少し眠っていよう。そして、目を閉じる…。
気が付いたらどこかの河原に来ている。
きれいな夕焼け空で、それを反射して水面がキラキラと輝いている。さわやかな風が吹き抜けていく。足下の石ころを拾って、川の中に投げ込む。きっとこれも夢なのだろうな…。
気が付いたら自分の部屋の布団の中。
最近風邪気味で、薬を飲んで横になって音楽を聴いているうちに、ついうとうとしてしまったようだ。
流していた曲は、ポーランドの作曲家シマノフスキの、ヴァイオリン協奏曲第一番。
夢の中の花畑をひとり彷徨っているかのような、めくるめく印象派風幻想音楽。実に好き。
http://www.youtube.com/watch?v=KH7vhBVnwIc
あれ? ここは夢? それとも現実? …まあ、どっちでもいいや。
交響曲 作曲家