Kayさんのブログ（日記）〜クラシック音楽の総合コミュニティサイト Muse〜

５月６日最終日に大雨の中、ラ・フォル・ジュルネ熱狂の日に行ってきました。
大雨とはいえ、すごい人出。
地方からホテルに宿泊してくる人もいるそうですね。


ランチも売られていて（うー高い！）、コンサートの半券があれば無料で聴けるコンサートをやっているコンコースもあふれんばかりの人達。
そのステージで丸の内交響楽団の指揮をしていたのはニューヨーク在住の高原守さん！
ニューヨークに住んでいた時、彼が指揮するニューヨークシンフォニックアンサンブルを何度か聴きに行っていました。おー、こんなところでお見かけするとは。

面白かったのは、コンサート直前に流れる携帯電話の電源はお切りください等の放送が、普通のクラシックコンサートと比べて色々長々とあること。
演奏中にビニール袋をガサガサ音立てないで下さいだの、傘を立てとくと演奏中に倒れる可能性があるので今のうちに横にしといて下さいだの；

今回は２つコンサートを先行予約で取ってありました。

一つ目は、ビルバオ交響楽団/ファンフォ・メナ指揮

　ドビュッシー：牧神の午後への前奏曲　ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ　ラヴェル：ボレロ　ファリャ：バレエ「三角帽子」などフランス＆スペインの一般受けするもの。
　ボレロは木管と金管のレベルのギャップがあって（金管素晴しかった！）あらら？と思っているうちに最後のクライマックスを向かえ、ラストがホールAの大観衆全員、拍手喝采大喜びの劇的な終わり方でなかなかよかった。

二つ目は、２台のピアノで、アンドレイ・コロベイニコフ　と　ボリス・ベレゾフスキー。
曲は、ラフマニノフ：組曲　第1番　「幻想的絵画」　ボロディン：だったん人の踊り（歌劇「イーゴリ公」より2台のピアノ版

どちらもロシア人で、　前者は若干２０歳、未来のキーシンと云われる若手ピアニスト、ルックスOK司法試験にも合格、4ヶ国語に堪能らしい。
後者は90年チャイコフスキー国際コンクールの優勝者。中年太りのおじさんだけど美しいクリアなピアノの音色を奏でていました。
小さなホールB５だし、自由席なので少し早めに開場時間にはホール前に行こうと思って行ってみたら、もう既にずら〜〜〜〜っと長い行列が．．．。
それでも、結構いい席に落ち着けて堪能できました。
私の携帯着信音である、「だったん人の踊り」（今なんかのコマーシャルにも使われてますねー）
が素晴しく、拍手拍手でアンコールにもう一度弾いてくれました。さっそく2台版の楽譜を手に入れていつか弾きたいなーと思ってます。

来年の熱狂の日はシューベルトだとか。
また行かねば！
こあらさんとどこかですれ違ったのかなー？

　ピアノ　室内楽　オーボエ　交響曲　メゾソプラノ・アルト