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ベートーベンの音律について

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図書館でベートーベンの専門書を拾い読みした。
 
ベートーベンが使っていた音律について、直接的な記述は見つからなかったが、子供の頃に教わった音楽関係の著書の1つにキルンベルガーの「純正作曲の技法」があり、後年、弟子が出来た時の教材の1つにもこれをもちいていたことから、この著書の内容にベートーベンが信頼をおいていたことがわかる。

ベートーベンがこの本を熟読していたのなら、当然、キルンベルガーの第1〜第3法を自分でも試し、そのどれかを使用していたはず、という話になる。
 
ラモーとベートーベンの関わりについての記載も探したが、一切見つけられなかった。ドイツとフランスは当時から仲が悪かったのだろうか。

バロッティについても無かった。イタリア人だからな。トーマスヤングについては次に調べてみよう。ベートーベンと同世代人だからな。
 
ベ−トーベンは若い頃、モーツァルトを崇拝していたが、しかしモーツァルトはキルンベルガーの音律は使って居なかった。当時、テレビもラジオもレコードも無かったのだから、ベートーベンは楽譜からモーツァルトの音楽を再現して推測するしか無かったはずだが、使っている音律が違うという悲劇があったことになる。
 
 
それで、モーツァルトに会いに行き、モーツァルトが生演奏をしているのを聴いて、それが自分のそれまでのイメージとあまりにも違う事にショックを受けたんじゃないかと思われる。
 
のちにハイドンの弟子になった後、「私はあなたの弟子だったが、あなたから学んだ事は何も無い」とベートーベンが言い放ったというのも、ベースにしている音律が違ったことが背景にあったかもしれない。ハイドンはキルンベルガーは使ってなかったはずだ。
 
それからベートーベンが生まれ育ったボンについて。調べたら中部ドイツで、地理的にはアイゼナハとかのほうがウィーンよりずっと近いじゃねーか。アイゼナハと直線距離で200kmほどしか離れてない。それで、バッハについて何も知らず、モーツァルトについては知っていたというのは、やっぱカトリックとプロテスタントの分断ということだったんだろか。

ドイツは一時期はプロテスタントが優勢だったが、ドイツ南部はイエズス会の巻き戻しでカトリックに戻ったとかいう地域にボンも入っているのだろか。
 

 古楽 チェンバロ


日付:2019年02月03日

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