聖者ぼんちリンポチェさん
月別ブログ(日記)一覧
トラックバック
このブログのトラックバック Ping-URL :
http://www.c-music.jp/tbblog.php?id=222
Museカテゴリー
フリーワード検索
映画「と
なりのト
トロ」よ
り ・・・
・映画「となりのトトロ」より・・・(uzuさん)
CDがあま
りない作
曲家
演奏されないわけではないけ・・・(小原 なお美さん)
改めてあ
りがたい
と思った
http://www.c-m・・・(小原 なお美さん)
りょうさ
んさん
趣味は植物に癒されることです・・・
Ito_orc
さん
ピアノ20年ほど習ってました・・・
ミルキー
さん
自分では楽器は演奏でません。・・・
ジュリア
・シゴヴ
ァ スプ
リン・・・
初来日ピアニストのコンサート・・・(Mariaさん)
足跡帳
足跡帳を作成しました。どなた・・・(りょうさんさん)
ヨハン
シュトラ
ウス生誕
20・・・
今年は大阪府岸和田市のコンサ・・・(Mariaさん)
えー、今年になりましてからまだ1ヶ月半です。
今頃こんな話をしたら確実に鬼が笑いますが、
旧暦で言えば「今年」の年末の話になるからいいかな。
以前の日記でもちょいと触れましたが、
2007年初春に「フィガロの結婚」、
指揮と演出を行います。
時期が少し早くなりまして、
1月20日、21日でございます。
場所はムーブ町屋。
演出プランについてはホームページの
「日々、古楽」に今のところ基本方針と、
演出ノートの書きかけがありますが、
演出ノートについては稽古開始前には完成させておきます。
お出かけいただく際には、一読しておかれると、
相当理解の助けにはなると思います。
これまでの「フィガロ」のイメージを根底から覆しますので
やはり文字による予備知識もお持ちになった方が、
抵抗なく、そして効率的にごらんになれますし、
批判的に見ていただくためにも、その方が良いのでは、
と考えています。
さて、音楽的なプランなのですが、
今回はこの作品にまつわる別バージョンの曲を
徹底的に使いたいと考えています。
具体的には、
1、1幕にマルチェリーナのカヴァティーナを挿入。
2、2幕と4幕のスザンナのアリアが両方差し替え。
3、3幕伯爵のアリアが高音バージョンになる。
4、3幕伯爵夫人のアリアが少しコロになる。
5、2幕ケルビーノ飛び降りのシーンがセッコになる。
これらは、2、3、4については1789年の
再演版に基づくものであり、
1は1986年プラハ初演に基づくもの、
5は初演前に本来のデュエットの仕上がりを危惧した
モーツァルトが、予備のために書いてはみたものの、
それなりに仕上がったため破棄されたもの。
このうち、1はモーツァルトが書いたという保証は
どこにもなく、むしろ他人が書いたものの、
後でモーツァルトが撤回要求したらしい、というようなもの。
ただし、ボーマルシェの原作の意図には基づいているので、
ドラマを尊重して採用するものです。
もちろんこの上演方式は「解答」ではありません。
「フィガロ」という作品に対する問いかけの第一弾です。
ちなみに、3幕にケルビーノのアリアが
もう一つ入るはずで、歌詞は残っているんですが、
結局モーツァルトは書かずにお蔵入りになった、
というものがあります。
よっぽど俺様が作曲して・・なんて思ったんですが、
さすがにそこまでするのは越権行為も度を越しているな、
と思いましたのでやめました。(笑)
ともあれ、一番うれしいのは、
この時期は年が変わったとはいえ、
モーツァルトの誕生日にはなっていない、
つまりまだモーツァルトイヤーの範疇内、影響内、
ということになりますので、
モーツァルトを看板にしている演奏家としては
この年こそそれなりに何かを成し遂げたい、
と考えていましたから、
それが実現できることですねえ。
テノール・カウンターテナー 指揮者 オペラ∩声楽曲 古楽