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聖者ぼんちリンポチェさん

聖者ぼんちリンポチェさんのプロフィール

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私の人生傾向

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ま、音楽での話になってしまいますけど、
基本的に2つの人生傾向があるようですね。

一つには、「基本から入らない」。
つまり、応用編、実践編から入ってしまうのです。
そこで何らかの基礎の欠如ゆえに行き詰まりが
生じた場合、その欠如している部分を補強すると。
1からコツコツと、というのが苦手な性分なのですね。

もう一つは、まあ先ほどのヴァリエーションかも、
とも思いますけど、
「その仕事に必要な手順を踏まない」
言い換えると、
「その仕事に必要と思われる資格をとろうとしない」。
例えば、今の私は歌を仕事としていますが、
私のプロフィールを見てもらうとわかるとおり、
音楽大学を出ていません。
まあ現代日本において、一応最低限の品質保証、
製品で言うところの「JIS規格」とかが
音楽大学卒、つまり「音楽学学士」なんでしょうが、
これを取得していないと。
レッスンは、これはまあ声のことは
他のどの演奏科目よりも自分で出した音を
自分で正確に把握できない分野なので
一応受けましたけど、
今はヴォイストレーナーの耳のある人に、
たまにチェックしてもらうだけで、
レッスンというようなものは受けてません。
第一本番の録音を聴けば次回への課題も
自ずとはっきりしますしね。

もう一つの例が、指揮でしょう。(笑)
うそでもオペラの指揮なわけですが、
これなんぞは全く指揮者の先生に
師事しよう、などと考えもしないと。
よく「指揮の勉強」などという言葉を聞きますけど、
私はこの言葉の意味の実在を認めておりません。
おそらくモーツァルトの時代にはなかったはず。
これ、指揮者が「権力者」でなければ
成立しないような演奏形態をとる場合は、
ある程度必要な言葉なのかもしれませんけど、
私が取り上げる作品の、私がとる演奏形態において、
全く必要のない言葉です。
「指揮の勉強」という言葉、
あえて言い換えるなら「音楽の勉強」。
そう、指揮者ならずとも演奏家なら
絶対にしなければならないはずのお勉強です。

音楽を把握していて、コンサートマスターとの
連携を密なものに出来たら、
少なくとも初期ロマン派までは
ちゃ〜んと演奏を成立させられるはずです。

その意味で、私は指揮者というよりむしろ、
18世紀的な「楽長」なのかもしれませんね。

 テノール・カウンターテナー 指揮者 オペラ∩声楽曲 古楽


日付:2006年02月19日

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